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カテゴリ:ドラマ系の感想
『フィールドからの伝言』 内容 工藤里佳(吹石一恵)がUNHCRに就職して6年。 神谷(片平なぎさ)を始めとして、多くの職員達は、 里佳が就職の頃とは違い、今までとは違う任務に就き始めていた。 そして、里佳もジュネーブ本部から、本部勤務の誘いを受ける。 ある日のこと、坂本(趙‘王民’和)が、妙なことを言い始める。 難民申請を出している不法滞在のスリランカの少年が、 エド(クリス・ペプラ-)が持っていた“人形”を持っていたのだ。 記者の寺島(吉沢悠)は、少年に渡った経緯を調べてくれたが、 エドに直結するような情報は得られなかった。 同じ任務に就いていたリチャードが、手渡したことだけは分かるのだが。。。 なぜ、いまさら、エドに関するモノが出てくるのだろうか??? そんなとき神谷は、里佳が誘われていることを知り、 決断をうながすのだが、断ることに決めたという。 “国際職員”になれば、フィールドにも行かなければならない。 そのために断っているのかと、里佳に問うが 里佳は、両親のことを持ち出してくる。。。。。 ならばと。。。両親に会うことを勧める神谷。 母・遥(宮崎美子)父・陽市(塩見三省)との久々の再会。 里佳が、本部勤務の誘いが来ていることを話をすると 意外と好意的な母。。。でも父は、、 “お前が嘘をついているからだ 本当に行く気があるなら、お前なら、すっ飛んでいくはずだ なのに、イチイチ恩着せがましい言い方で断る 行きたくないのは、他に理由があるからだろ。 きっとお前にしかワラかない事情があるのだろう。 お前の人生だ、お前が考えて決めればいい でもな、イイワケに、親を使うな 自分の気持ちから目をそらすな。” 自分の本心を両親に見透かされたような里佳。。 一方で、友人の恵利子(篠原ともえ)尚美(平岩紙)にも打ち明ける里佳 “フィールドに行く自信がない”。。。 そんななか、アフガニスタンに取材に行っていた寺島が帰国。 アフガニスタンの少女が医療を学ぶために来日すると聞かされる。 その少女こそが、エドが命がけで守った少女だった。 そして、寺島は言う。少女が里佳に会いたいと言っていると。 会うことを断ったのを聞いた米倉(佐野史郎)は、里佳に語りかける。。。。。 “エドはもういない”と。 迷いがある中、、里佳は、少女・ソワイラに会ってみることに。 そして、ようやく、エドの死の状況を知った里佳。。。 敬称略 ホントなら、キャリアアップのために 本部に行きたいはずなのに、その誘いを断った里佳 そこには、、フィールドが待ち構えているということ。 それは、、エドを失った里佳にとっては、、、苦痛。 意味なんてあるのか???エドを奪ったフィールドなのに。。。。 でも、そんなとき、 エドの最期の行動。。。命を救ったことを知り、 里佳は、ついに、一歩踏み出す決断をする!! っていう感じだ。 でも、これ、かなり、補足しています。 正直。 表現されているセリフだけだと、普通に意味不明で。 “分かりにくさ”が表現されていると言って言い状況なのだ。 ほんとなら、そんなこと、あり得ないことなんだけど! ま、そういう感じのお話だ。 とりあえず、最終回となったのだが。 先ほども書いたように、 セリフが、どれもこれも分かりづらいんだよね。 理解できないわけじゃないのだが、 展開が、回りくどすぎると言う事と、 描き込みの薄さが手伝って、 そこに、表現しようとしている“気持ち”などが、分かりづらいのである。 たとえば、 時間経過だけだと6年経過しているのだが、 ドラマ中では、仕事をしている部分は、あまり無く、 今回をのぞけば、 極論を言えばUNHCRというシチュエーションを使った“恋バナ”を 描いているだけなのである。 実際、その恋バナさえ、中途半端に進んでいくモノだから、 たった2話で、就職を含めた出会いから、恋愛、結婚、離婚に死別である。 こんなこと、ドラマであっても あり得ないほどの急激な展開である。 なのに、愛情を強調し、仲間意識を強調する。 そんなの、登場人物の気持ちが、伝わるわけがないのである。 ほとんどの部分は、 視聴者の“良心的補足”に頼っているのだ。 お話自体は、悪くなかったと思っています。 でも、いくらなんでも ここまで、脳内補足が多いと、見ていても、オモシロ味にならないんですよね。 離婚からドラマが始まっても良かったくらいである。 思い切った、ネタであったのに、 それを全く生かし切れなかった感じだ。 これまでの感想 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月04日 18時02分31秒
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