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カテゴリ:ドラマ系の感想
『裏切り』
内容 愛子(石田ゆり子)が、ジュリオ(チェホ・イムレ)から手に入れた情報で ある工場地帯の峰谷化学という肥料会社が浮かび上がる。 経営実態がないのに、肥料のための材料を買い込んでいた。 それも、爆弾になる可能性が高い材料を!! 住本(渡部篤郎)が、外事4課の面々に情報収集を命じて得た情報により、 アンホ爆弾の製造が行われていることが判明する。 だが、4課の監視の隙をつかれ、トラックによる逃走を許してしまうのだった。 住本から情報を得た有賀警備局長(石橋凌)は、 村松官房長官(余貴美子)に協力を求める。 その村松は旧知の警備企画課・倉田理事官(遠藤憲一)に接触。。。。。 一方、住本の命令で捜査を外された陽菜(尾野真千子)は、 住本の行いを愛子に謝罪していた。 数日後、、捜査が停滞する中、突然、ジュリオの店に現れる愛子。 命の危険のある愛子の勝手な行動を注意する住本。 翌日。愛子に呼び出された陽菜。一枚の紙を手渡されるのだった。 そんななか、送られてきたテロの予告 そして協力者ニケ(ルドルフ・マッカラン)の死体発見。 ショックを受ける住本。 有賀に、遺族への補償を求めるが、受け入れられない。。。。 住本“テロの1つくらい、起きたら良いんです。” 同じ頃、陽菜は、倉田から、“公安の魔物”だという住本について聞いていた。 “おそらくアイツは、法も、警察も、仲間も、一切信用してない” 話を聞くウチに、危険性を感じ始めた陽菜は、 愛子を協力者として運営するとともに、解決後の保護を倉田に求める。 やがて、、、陽菜がもたらした情報は、外事4課に伝わり、 住本たちは、指示された大和田団地へと向かう。 そして、ニケが残したとおもわれる827というメッセージ。。。。。 ついに潜伏先が判明する!! 住本は、技官の和泉(中村靖日)へ解析を依頼し、情報は確定。 そしてSATが動き出すのだった。。。。。 敬称略 テロリストの潜伏先が判明! すべて、、陽菜が倉田に接触し仕組んだことだった。。。。 追い詰めていく、“表”のチーム だが、、住本は、、違和感を感じていた。。。。。 ってことですね。 ま。。。 かなり複雑な感じではありますが、 簡単に言えば、 敵を追い詰めたはずの作戦だったが、 逆に利用され、追い詰められていた! である。 なかなか、面白い展開ですよね。 確かに、演出としてもジュリオに怪しい行動をさせていましたので、 どこまでが真実かが、分からない状態だったのは事実。 それを見せないようにして、“裏”を知る住本を表現。 そして住本とニケの関係。。。。。 人間関係の深さという協力関係だけでなく、 様々な角度の情報を分析している住本の凄さを見た感じだ。 住本という過去も、かなり詳細に描いていますし。 その心の内に秘めるテロへの敵視が、より一層深まり、 そこから生まれる心。。。。 そのためには、、、手段を選ばない。ということなのでしょう。 今まで以上に住本というキャラが描かれた感じである。 展開だけでなく、ほんとにスゴイですよね。 ニケと愛子をダブらせているのも、良い感じだし。 秀逸なのは 仕事に徹する部分と、ニケとの関係を表現している部分。 見事な落差。。。。 その両方を見ている人物が、 ほとんどいないというのがミソなのかもしれませんね。 だからこそ、 視聴者の目が、住本にも向くのでしょうね。 そう。 それぞれの住本への敵視と、住本のキャラ この両者を丁寧に描いているからこそ、住本を知り、 ドラマにオモシロ味が生まれているのでしょう。 緊張感の描き方と、キャラの描き方が素晴らしい。 ほんと、よくできたドラマである。 これまで、主人公サイドに都合よく回っていたドラマを かなり上手く逆回転させましたよね。。。。 ドラマ全体を見通しても、良い天気だったと思います 少し気になっているのは、五十嵐の存在。 彼女は、なんのためにやっているのかな?? “過去”でもあるのかな??? ま、、、次回、、いろいろあるようです。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月13日 21時35分32秒
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