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カテゴリ:ドラマ系の感想
『誰にも言えない』
内容 罠にはまり追い詰められた一谷組であったが、尾形常務(陣内孝則)の働きで 新しい“ボス”が決まり、、、新たな“談合”が始まり、仕事が割り振られた。 が、、、直後、“ボス”の長岡(志賀廣太郎)のいる真屋建設に検察の強制捜査。 地方の仕事での談合疑惑の捜査であった。 そんな動きはあったモノの、談合で決まった地下鉄工事に動く尾形は、 富島(小池徹平)西田(カンニング竹山)らに、 落札価格の調整に入るよう命じるのだった。 そして同時に、談合の資料の破棄を命じる。 渋々ではあるが、大手ゼネコンの社長たちによる脱談合宣言。 事態は沈静化に向かうと思われたのだが、 思わぬ情報が入る。。。。山関組が、談合を無視し動いているという。。。 山関の和泉(金田明夫)を呼び出し問いただす富島たち、談合グループの面々。 和泉は、何もしていないと言うが。。。。。 その直後、富島のもとに東京地検特捜部の北原慎二(小市慢太郎)から “話を聞きたい”と連絡が入る。 呼び出された富島は、まず、、、以前出た怪文書について質問される。 全く関係ないと答える富島であったが、 続けて三橋(中村敦夫)との関係を問いただされるのだった。 訪ねた時、、、“誰か”いたのではないか??と。 “協力してくれ、君にとって悪いことにはならない” なんとか黙秘した富島は、長岡に相談する。 責任を感じる長岡。 “これ以上お前を巻き込むつもりはない。俺に任せろ” と富島を勇気づけたのだが。。。。。 北原による厳しい取り調べにより、追い詰められていく長岡。。。。。 敬称略 突然、強制捜査が入った真屋建設 以前の談合。。。怪文書。。。そして三橋、、、、城山代議士 様々なことを問われる長岡。 それは、富島を巻き込んでいき。。。。。 ついに、悲劇が。。。。 って感じである。 思わぬ言葉があったとすれば 長岡『政治家が入ったら、俺達の調整が汚れるのは分かってた でしょうね。 調整し、。。。 富島が言っていたように『生き残る知恵』だった『談合』 しかし、 雲の上の存在が絡み始めると、 突如、、『談合』は、壊れていく。。。。 和泉『コレからは、何でもアリですから すべてが、丸く治まるはずだったモノが、 完全に崩壊した。。。悲劇。 悲しい物語でした。 だからこそ、もう、、、無理だと。 『何もかも一緒に死んだんだ』 必要悪と判断していた富島が、苦悩を始め。。。。。 そして尾形も。。。 苦渋の、だが、、『正しい決断』へ。。。 かなり苦悩しているのが見えて、 本当に面白い物語だったと思います。 正しい。。と思っていても、間違っているとも思っている。 初めは“異常”だったのが、、“普通”になり、 いつのまにか、“普通”が、何か分からなくなっていく。。。 それぞれの揺れ動く心情と、 それとは別で動く、、、『圧力』 見事な気持ちの揺れの描き方と、物語の展開だったと思います。 あとは、悲劇から生まれた『ガチンコ』 そこがどうなるか? そして、そのあとはどうなる? ということですね。 楽しみであり。。。。。 それ以上の『何か』が表現されるのかどうか? を、、最終回に期待したいと思います。 ちなみに、、 ドラマとして、どこに『スタート』があるか曖昧であるため、 陰謀なのか、それとも政治家に当たりを付けていたのかが 少し分かり難い部分ではありますが、 ま、、そこは、横に置いておけ。。。ということかな。 これまでの感想 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月23日 21時27分29秒
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