レベル999のマニアな講義

「女監察医の宣戦布告…！！ミイラ遺体の驚くべき正体」

内容
奥多摩の山中で、ミイラ化した女性に遺体が発見される。
中山（尾美としのり）を指導係として、真央（武井咲）も現場へと向かう。
現場の屋敷（佐々木蔵之介）によると、遺留品は服と靴しかなく、身元不明。
早速、現場で検視した中山と真央は、２、３ヶ月より前に亡くなったことと、
身長１６５ｃｍ前後の女性ということしか分からないと説明する。

その後、監察医務院に搬送され、解剖が開始される。
やがて手術痕らしきモノを発見。
そしてＡｉにより、胸椎、肋骨の欠損を見つけ、刺殺された可能性が浮上する。
解剖により、死因は、背中から心臓を突き刺された心臓損傷と確定。
事件性が見受けられることから司法解剖されることに。
だが、屋敷達からの報告で、
現場付近で、８年前に大規模測量が行われていたことから、
死亡推定時期は、８年以内と分かってくる。
そのことを泉澤（生瀬勝久）から聞いた真央は動揺する。

そんななか、
歯科医師の菅井学人（野間口徹）が中央監察医務院を訪ねてくる。
８年前に失踪した妻・友子ではと。
菅井が持ってきた歯の治療記録と一致。
提示された写真には、現場に残された衣服が写っていた。
そのことから、友子である可能性が高くなっていく。
ただ、状況が状況だけに、会わせて欲しいと言う菅井に、困惑する一同。
すると、真央はすぐに会わせると言い始め。。。


敬称略



８年、８年と

クドイほど連呼して、意味深な雰囲気を作っていますが。

あの～～～～～～～

あくまでも、“意味深”というだけで、

それ以上のモノをすぐに提示しないから、かなりイラつくんですけど！！


実際、どうでも良いような“くだり”が多く、

いつものように、中だるみ。


これ言っちゃオシマイだけど。

あくまでも、事件性があるなら、

被害者かもしれない夫の証言と歯の治療痕だけでなく、

検視で見つかった中立な証拠で、引き渡しなどを判断すべきじゃ無いのかな？

そうじゃなくても

ドラマだから仕方ないが。。。。解剖で、ネタフリをしているというのに。。

ネタフリが無ければ、何も思いませんでしたけどね。


で、いつものように、中だるみ後。。。いきなりドラマは動く。

ま、バレバレの展開だけどね。



さて

いろいろと不満はある今作だが、

今回、今までよりも良かったことが２つ存在する。


１つは、なぜそうなったか不明だが、真央がしゃべっていること。

ほんと、キャラが変わったと思われるくらい饒舌だよね（苦笑）


もう一つは、８年という物を持ちだし、真央の因縁を描写。

“切り刻む熱意”が、わずかに見えたこと。


特に、後者は、ほんとに大切なこと。

いままでも、意味深なネタフリは有ったが、明確なモノは無し。

でも、そう言うモノを描くことで、“熱意”が

“切り刻む熱意”ではなく、別にあるのが分かりましたしね。

これが無いから、今作は面白味に欠けてしまっている状態だったと言っても

過言ではありません。



話数の関係から、折り返しでは無いだろうが、

この局では有り得る折り返し。

そう考えると、ドラマとしては、良い転機になった。。。。かもしれません。


ま、盛り上がっているような、いないような感じだけどね。

やっぱり、バレバレすぎだから！


っていうか、

生きている人間は嘘と付く。。。なんて言ってるけど。

シッカリした証拠などを無いのに、引き渡す方がおかしいと思います。

騙す騙されるより、、、ただのお人好し？いや。。。早く処理したかった？？

そんな風にしか見えないのだが。


今作、穴が多すぎて、良いところを見つけるのが難しい。

良いと思う部分よりも、それ以外が多すぎるからだ。


アッサリ表現しちゃえば良いような、

縦軸のネタフリも、意味深なシーンだけで、これと言ったモノも無い。

無いってコトは。。。それ“無駄”と同じなんだよね。

そうじゃなくても

ほんとの小ネタも盛り込まれているものだから、

どうしようもない。


無駄を省いて視聴すると、煽り表現ばかりだしね。

たとえば

“今分かるなら、さっき分からなきゃオカシイだろ！”なんていうシーンが、

毎回のように登場する。

煽るため、引っ張るために、こんな事になってしまっているのである。


ストレートに才能を発揮させて魅せる方が、

よっぽど、“凄い”と思うはずなのに。。。。


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