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カテゴリ:ドラマ系の感想
『西郷立つ』
内容 大久保(瑛太)は、隆盛(鈴木亮平)が、私学校を作ったと知り、警戒。 川路(泉澤祐希)に命じ、密偵を送り込んでいた。 一方、創立から1年。薩摩の不平士族だけで無く。 かつて新政府軍と戦った元藩士たちも集まり、隆盛は、快く受け入れていた。 そして不満を抱く者たちを、隆盛は、なんとか押さえ込んでいたが、 各地で起きた士族の反乱を政府が力尽くで鎮圧を始めたことで、 私学校の生徒たちの不満が爆発寸前に。 そんななか、密偵の噂が流れ、生徒たちは疑心暗鬼に陥ってしまう。 そして桐野(大野拓朗)たちが密偵を捕縛したのをきっかけに、 私学校の生徒が、政府の火薬庫を襲撃する。 事態を知った隆盛は、桐野達を諭したが。。。。 敬称略 どうしても、細かい事に引っかかってしまうのが、悪いクセ。 まあ、ある程度は、仕方ないと、目をつぶるし。 ドラマだからと、納得するが。 これ。 今回の描写だけを見ると、“連ドラ”として破綻してるね。 これは、序盤から指摘してきたことだけどね! 全否定はしないけど。 シッカリ描かないから、違和感が生まれ、一貫性も無くなるのだ。 別にね。 どんな風に描こうが。 正直、いがみ合おうが、何を描こうが、そんなこと、どうだって良いのだ。 ただ。キャラの“ブレ”は、絶対ダメ。 どうもね。今作って。 なんらかのエピソードなどを描こうとするあまり、 そこに寄せようとして、“ブレ”させてしまっていることが多いのだ。 それがね。必要なモノならまだしも、必要で無いモノを盛りこんで、破綻させている。 確かに、状況により、キャラは変わるだろうし、 そういう意味での“ブレ”は、絶対にあるモノだ。 だからといって。 そういう“ブレ”を利用して、話を進めすぎるのは、 ドラマとして。。。それも、“連ドラ”として、やってはイケナイ事だ。 時代考証以前のドラマとしての今作の問題である。 昔の人のことだし。 何か文書などが残っていても、それが事実とは限らないのが“歴史”というもの。 だからこそ、何だって出来るのが、“歴史ドラマ”の強みでもあるのだ。 ただし。。。。何だって出来るってのは、何をしても良いってコトでは無い。 今作は、そこを、不必要にイジりすぎて、面白味を失わせている。 せめて。キャラの“ブレ”さえ無ければなぁ。。。。。。。。 視聴者って、真剣に見ている人もいれば、じゃ無い人もいるモノだ。 でもね。 どんな人でも感じるのは、そういう“ブレ”への違和感だ。 なんとなく、感じてしまうモノなのである。 “連ドラ”で、その印象を持った瞬間、次への期待感が薄れるのは言うまでも無く。 視聴意欲にまで、及んでいくのは、当然のことだ。 これは、俳優で見せようなんてことをする作品で、よくある悪いパターン。 優先順位を間違えるから、こんな事になるのである。 悪くない部分も多いのになぁ。。。。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-4864.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月02日 18時57分31秒
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