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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
同居する友人・根岸秀司(落合モトキ)を刺し殺したと御手洗治(渋谷謙人)が、 自ら通報、自首してきた。凶器には御手洗の指紋。 状況から供述どおりに見えたが、現場写真を見た真野(錦戸亮)は違和感を抱く。 通報から鑑識が写真を撮るまでの1時間で、血液が完全に乾くことは無いと。 鑑識の写真は、殺害から通報まで1時間の空白があることを意味していた。 現場に臨場した真野は、珍しい種類の猫の毛を見つける。 最近の購入者から、フリーライターの益山英彰(弓削智久)が浮上。 虎丸(船越英一郎)が益山のもとへ向かったところ、遺体が発見される。 死亡推定時刻は、根岸が殺された時間に一致。 取り調べで御手洗は、根岸が益山を殺したと証言する。 2人で盗みに入る計画をして、根岸が抜け駆け。鉢合わせになり殺したという。 根岸が盗んだ金品を独り占めするため、根岸を殺したと御手洗は自供。 状況証拠からも全て解決した。。。かに思われた。。。。 が、真野は、益山の現場に残されていた血痕に違和感を抱く。 御手洗が、何かを隠していると。 一方、益山の自宅に多額の金があったことに違和感を抱く虎丸は、 益山の弟・優太から、話を聞くが。。。 敬称略 脚本は、岡田道尚さん 演出は、松山博昭さん 話自体は、面白いんだけどなぁ。 主人公の出番の少なさが。。。。。(苦笑) いやね。問題が、いくつかあるのだ。 ひとつは、ノンナ姉妹を絡める意味が、ほとんど無いことだ。 そう。動機を描くため、盛りこんだのだろうけど。 無理に盛りこんだために、真野やノンナが 警察関係者以外から“依頼”を受けるハメになってしまった。 もちろん、“そう、見える”というだけなのであるが。 そういう演出になってしまっているというコトである。 そしてドラマとして“依頼”になっていることが、 今作の展開と演出から、今作自身が明示している。 そう。ノンナが。。。ラストあたりでペラペラと。。。である。 ハッキリって、無理な展開が、全ての違和感を招いたと言って良いだろう。 そして、一番の問題は。 ストーリー自体には、オモシロ味があるのに。 ほぼ全てを後出しじゃんけんの演出にしたことで、 結果的に、主人公たちの活躍を、全く描けていないことだ。 まあね。 今までのエピソードにも、今回のような演出はあったが。 そのときよりも、今回は、酷い。 極論を言えば、主人公は真実を明らかにしたいだけであって、 長々と続く“回想ドラマ”なんて、必要無い。 ドラマの雰囲気を壊す、時間の無駄遣いでしかないってことだ。 例えば、真野ならば、現場に残った涙の痕跡を見つけたと思いますよ(笑) っていうか。 真野は分析だけに集中させて、 動機などは、虎丸だけに集中させれば良かっただけじゃ? で、ノンナでは無く、虎丸から、動機の説明をさせる。 たったこれだけで、違和感が無くなるのに。。。。 無茶をするから、違和感が生まれるのだ。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5043.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月25日 21時52分06秒
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