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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
昭和18年7月。7歳となった寅次郎(藤原颯音) 国民学校に通っていたが、先生に怒られて、立たされてばかりいた。 そして、体の弱い兄・昭一郎(山時聡真)に代わり、妹さくらの面倒を見ていた。 戦争の足音が聞こえ、“くるまや”に閑古鳥が鳴く中でも、 母・光子(井上真央)祖父・正吉(きたろう)は必死に働き、 一方で、父・平造(毎熊克哉)がいつもの調子で。。。 そんなある日、父・平造に赤紙が届く。悲しみを堪え、気丈に振る舞う光子。 その母の姿に、父への愛を感じる寅次郎は、自分も父を愛することを決意する。。 5日後、家族に見送られ、平造は出征していく。 2ヶ月後。竜造(泉澤祐希)つね(岸井ゆきの)が、“くるまや”を訪ねてくる。 ふたりのような夫婦になりたかったという光子。 すると、つねが涙する。竜造に赤紙が来たと言う。3日後に出征だと。 そこに砂糖の調達に出ていた正吉が帰ってきて、竜造と杯を交わす。 それから少しして、昭一郎の状態が悪化し、ついに帰らぬ人に。 息子を失い、落ち込む母の姿を見て、寅次郎は、 自分がいなくなれば。。。と考えるが、御前様(石丸幹二)に諭される。 空襲の激しさが増す中、突如、姿を消した寅次郎を、母は平手打ちをして。。。。 昭和20年8月15日。。。 敬称略 脚本は、岡田惠和さん 演出は、本木一博さん やはり、基本は、“寅さん”なので、明るく楽しく。 でも、時代は時代。どうしても描かなくてはならないコトがある。 ってことで。そういうことですね。 ま、こういうのも悪くは無い。 個人的には、この1年くらいで、何度も見ているシチュエーションなので。 正直、既視感しか無いのだが。 今作は、それはそれとして。 “ホームドラマ”であることを、キッチリと表現してきた。 こういうところは、やはり、脚本家の力でしょう。 あとは、羽目を外しすぎることなく、丁寧に描くだけ。 シッカリと描ききって。。。。ようやく。。。。時代は動く。。。。 それにしても。雰囲気を壊さないように、 良い塩梅で、描きましたね。 ギャップが大きすぎて、かなり難しいはずなのに。 なかなかのモノである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月26日 21時53分12秒
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