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2021年02月22日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
「たった一人の弟なんや」
内容
昭和4年2月。

みつえ(東野絢香)が福助(井上拓哉)と結婚してひと月。
一平(成田凌)は、トリを千之助(星田英利)に任せて、
2人を参考に書き上げた台本“若旦那のハイキング”で舞台に立つことを決意。
相手に千代(杉咲花)を指名する。

だがこの頃、警察の検閲が厳しくなり、台本が書き直されることが度々あった。
そのため、一平が伝えたいことを伝えることが出来ない状態に。

一方で、みつえたちが祝言を挙げたその日に、えびす座でボヤ騒ぎがあり。。。

敬称略


作、八津弘幸さん

脚本協力、吉田真侑子さん

演出、盆子原誠さん



先ず初めに。

主人公が、弟・ヨシヲへの思いを、一平に語る場面があるが。

。。。。それを、映像で表現するのが“ドラマ”だろうに。。。。


今までだって、覚えているだけで、2回。

それぞれ、一瞬の出来事だ。

ひとつは、子供の時に、ヨシヲが行方不明になったとき。

もうひとつは、鶴亀撮影所で、自分の名前が看板に載ったとき。


前者なんて、ハッキリ言って。。。行方不明。。。事件だから。

ヨシヲじゃ無くても、そういう反応だった可能性があるわけで。

実際、岡安へと向かう部分で、そういうモノローグは、薄かった。

「不幸やない!」という文句で締めくくっていたしね。


後者にしても、

そもそも。。。それを“前提”にして鶴亀撮影所を語るならまだしも。

今作は、夢、あこがれ。。。で女優を目指したという印象も無く。

。。。。ハナ。。。岡安の大女将のアドバイスで行っただけだよね?(笑)

そんな、“芯”の無い中で、行動の意味を語られても、中途半端だった。



他にもある。

鶴亀撮影所に登場した父テルヲから、行方不明だと聞いても。

その後、捜している様子は、全く無いし。

そう。これこれそが、これが、今作の主人公の弟への気持ちの真実じゃ?


こんななかで、弟への思いを語って、どうするんだよ。。。。


そこはともかく。

どうやら、今週“も”、いろいろとあるようで。

迷走する空気しか漂っていないのだが。。。。

いくつものコトを盛りこむより、

1つのことだけを描ききれば良いだろうに。


冷静になれば分かるけど。

15分弱を5回というと。1時間強

実質60分ほどしか無いのだ。

そんななかに、いくつものネタを仕込んだところで。

よっぽど、構成をシッカリしていないと、雑になるのは、あたりまえ。

もうそろそろ。編集で、削除するところは削除して。

物語が存在する。。。と思わせて欲しいです。


最後に。

今作のサブタイトルを見て。。。不安しかない。。。。。。

毎週のように、裏切り続けているからね(笑)



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最終更新日  2021年02月22日 07時53分36秒
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