金融トラブルにあった時の相談先のお話。
ウサギさんはある日・・、
タヌキの一族が運営する銀行で
ある金融商品を100万円で購入しました。
(預金と同じようなモノと思って・・)
1年たって・・その商品が
70万円に減っていることに気付きました。
「聞いてないよ~。」
タヌキ一族の銀行にかけ合いました。
銀行は取り合ってくれません。
「購入時にきちんと説明しています。」
ウサギさんは友人から・・金融トラブルの際の
「駆け込み寺」があることを聞きました。
(日本全国51ヶ所に「銀行とりひき相談所」)
「よっしゃぁ~!」
そこなら・・自分のために親身になって
相談にのってくれるだろう・・と期待して、
ウサギさん・・さっそく・・出かけました。
「こんにちは~!」
ここなら・・うまく解決してくれるだろう
と思いつつ入っていくと・・、
出てきたのは、年老いた・・じいさんタヌキ。
( 銀行OB )
銀行寄りのアドバイスばかりで、
がっかりするやら、腹が立つやら・・。
ウサギさん・・ムッカムカして帰りました。
「金融機関寄りで顧客の味方になってくれない。」
銀行に限りません。保険も証券も・・です。
同じ穴のタヌキ(ムジナ?)が相談相手では
ウサギさん(消費者)の役には立ちません。
〇〇協会・・といったら、だいたい
その業界の利益代表団体・・と思って
まちがいありません。
(消費者の味方になるわけがない!)
・・で、新しく・・中立性を高めた仲裁団体が。
「認定投資者保護団体」
金融庁が認定します。
団体から業務報告を受けます。
改善命令や認定取り消しができます。
弁護士等第三者の参加で中立性を高める必要あり。
これまで認定されたのは、生命保険協会のみ。
2001年に弁護士らで構成する「裁定審査会」
それぞれの金融業界が・・認定を受けるべく
申請の準備をしている・・ようです。
金融業界の体制がどうであれ、
ウサギさん(消費者)も・・
自分が理解できないモノに
大切なお金を払ってはいけません。
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