家が建てられる土地か?
お金がかからず、制約を受けず・・。
自分の頭で考える生活設計。
土地を買う時にチェックすることは?
2016.6.25
《 参考 》
土地購入 遠隔操作支援の契約書案を
そもそも、家が建てられる土地か?
(家が建てられない土地もある)
建築にコストがかかりそうな土地か?
(すごくコストがかかる土地もある)
住宅プランが制約されそうな土地か?
(希望の間取りができない土地もある)
※顧問会員に相談された際・・
会員自身が気に入った売地を
見つけてきて相談された際に・・
その売地についてチェックする際の
骨格部分は、この3つです。
◯そもそも家は建てられるか?
◯余分なコストがかからないか?
◯住宅プランが制約されないか?
(1)権利関係等。
法務局で土地の権利関係などを調査したいが、
素人ではちょっと大変かも・・。
不動産屋さんから紹介された土地なら、
一般的な「物件情報」資料だけでなく、
以下の法務局資料のコピーをもらおう。
※公図
※登記簿謄本 (不動産登記情報(全部事項))
※地積測量図 (存在しない場合もある)
(2)道路との関係。
道路幅は4メートル以上あるか?
(幅が4メートル未満の場合、「セットバック」
が必要になる 敷地が道路の一部と
みなされ、敷地境界線を後退させて、
住宅建築をすることになる)
その道路に
2メートル以上の幅で接しているか?
(接道幅が2メートル未満の場合、
住宅を建てることができない)
また、道路は公道か私道かを確認しよう。
また、工事車両が通行できるだけの
道路幅があるかどうかも確認したい。
工事車両が通行できない場合、
材料や設備機器の搬入を人力で
行わなければならず、工事費がアップする。
⇒ 役所の「道路課」等で確認しよう。
側溝もあり、道路幅も十分で、
見た目は立派な「道路」でも、
「公道」ではない・・というケースもある。
(顧問会員の購入地で実際にあった)
(3)形状と隣地状況。
隣地との境界ははっきりしているか、
境界杭があるかどうかを確認。
敷地内の高低差、前面道路との高低差、
隣地との高低差を確認。
隣地との高低差がある場合、適正な
土留めがなされているかどうかを確認。
さらに、隣地の屋根や庇、また植栽等が
境界から越境していないか等を確認。
また、隣地と塀やフェンス等の仕切りが
ある場合、所有者がどちらなのかを確認。
⇒ 現地確認。
境界杭、地盤面の高低差・傾斜、
道路との高低差 ・・等々。
(4)インフラ
上下水道は敷地内に引き込まれているか?
引きこまれていれば、管径は?
(使える太さがあるか?)
引き込まれていなければ、
前面道路には埋設されているか?
埋設されていれば、
その位置は道路の手前側か?
反対側か?
管径は?
(使える太さで引き込めるか?)
道路から引き込むことになれば、
当然・・数十万円の費用負担が発生する。
下水道は、地域によって個別に浄化槽の
設置が必要になる場合があるので確認要。
⇒ 役所の「上下水道課」等で確認しよう。
(5)法規制
建ぺい率、容積率、高さ制限、北側斜線、
道路斜線等の法規制を確認する。
⇒ 役所の「都市計画課課・建築指導課」
等で確認しよう。
計画道路の有無等の確認。
⇒ 道路課で確認。
「防火地域」「準防火地域」で家を建てるには、
外壁や窓等、特別な防火対策が必要になる。
(つまり、余計にお金がかかる)
⇒ 役所の都市計画図で確認。
(該当なら不動産屋さんが教えてくれるハズ)
役所等で確認しておく必要があるもの。
◯土地区画整理事業、
公園整備事業などに関する調査
◯宅地造成規制法、河川法など、
各関係法令の調査
◯各市区町村の要綱などによる指導の有無
◯建築基準法条令などによる規制の有無
◯埋蔵文化財包蔵地の有無など
(該当すると、数ヶ月も
着工できな場合も)
そもそも家は建てられるか?
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて15年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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