もう一度だけ、計算内容を
吟味してみましょう。
自分の頭で考える生活設計。
〇メール顧問会員のAさん(30代)
(相談:ライフプランニング)
2016.6.27 現状診断が終了。
2016.7.21 生活設計シミュレーション終了。
メールをいただきました。
おはようございます!
メール顧問会員 Aです。
生活設計、ありがとうございました。
昨夜印刷し、早速夫と読みました。
大変詳しい資料で、夫婦で感動しております‼︎
ありがとうございます。
※夫婦の生涯の生活設計資料です。
詳しいものになって当たり前です。
※生活設計シミュレーション。
キャッシュフローグラフ。
今回、繰上返済と第二子のシミュレーション
をお願いしましたが、
夫の必要保障額がでてしまいましたね。
※大部分の人は死亡保障は不要
なんですが、珍しい・・ですね。
※死亡保障必要額の推移グラフ。
妻は不要だが、夫には必要額が発生。
でも、数字ではっきりとわかったので、
将来いくらかかるか、いくら節約できるのか、
先の見えないもやもやとした不安がなくなり、
精神衛生上とっても良いですね(^^)
※根拠があるので、確信を持って
考えたり行動したり・・できます。
涙ぐましい…ことばかりに気をとらわれず
生活できます。
※生活設計していない人は、
何の根拠も持っていないので、
すべてにおいて不安・・です。
とにかく不安・・です。
ひたすら不安・・です。
(精神衛生上・・よくない)
だから、ひたすら節約するしか
ありません。
追い立てられるように節約・・です。
涙ぐましい努力で節約・・です。
結局、
潤いのない生活を延々と続けます。
大部分の日本人が、
そんなことを繰り返しています。
おバカさんです。(失礼!)
一度・・生活設計してしまえば、
一生使えて、
すべて解決するんですが・・。
⚫️質問です。
「第二子を予定するなら、
三角の収入保障保険へ加入し、
シミュレーション通り早く繰上返済した方がよい」
と理解しましたが、合っているでしょうか?
※多額の借金を背負っている状況は、
家計的には非常にリスクが高く、
危うい状態が続いている
・・ということなので、
その状況は早めに解消したい。
収入保障保険に加入すること
については・・
今回の結論そのままで
本当にいいのか?
ヒアリングシートに記入した
内容を再点検してみましょう。
再点検次第では・・
死亡保障必要額が減る
・・なんてこともあり得ます。
収入保障保険は、
ネットで早速見積もりをとってみました。
添付のアクサダイレクトの見積もりだと、
60歳払込満了で月々2500円、総額78万円
※保険料総額が78万円です。
夫の死亡保障に備えるために
かかるコストが78万円ということ。
『保険加入=お金を失うこと』 です。
『保険料=失うお金』 です。
保険契約をするときは、
「失うお金はいくらになるか?」
をきちんと認識した上で行おう。
生活設計する・・ということは、
そういうこと。
保険金は
月額8万円、死亡保障2500万円です。
解約した分の返戻金➕いくらかでまかなえる
保険料ですね。
今後、他の保険料の支払いがなくなり、
住宅ローン利息を約200万円
(なくなるローン控除との差額)
軽減できるのでそうしたいと思っています。
私の理解が誤っていましたら、
ビシバシご訂正ください!
よろしくお願いいたします。
※OK ・・です。
生命保険料の支払いが
ほとんど無くなり、
借金(住宅ローン)の返済も
無くなってしまえば、
お金のたれ流しが無くなった状態で、
生活設計的に好ましい・・です。
※死亡保障必要額の計算。
ヒアリングに忠実に作成しています。
生命保険を契約する前に・・
それぞれの金額がそれでいいのか?
もう一度きちんと吟味してみましょう。
特にオレンジの着色部分。
大丈夫であれば、根拠を持って、
確信を持って、保険契約をしましょう。
収入保障保険の主契約のみで。
まちがっても、特約を付けてはいけない。
《 A家の概要 : 現状診断時点 》
家族 : 30代団体職員の夫、
30代団体職員の妻、
赤ちゃん ・・の3人家族。
相談 : 繰上返済。 第2子。 生命保険。
収入 : 収入 手取り
夫 390万円/年 332万円/年
妻 108万円/年 108万円/年
住居 : 一戸建てマイホーム。
貯蓄 : 863万円
借金 : 住宅ローン: H27年6月 1,700万円
10年固定30年 金利1.3% 57,052円/月
残:1,657万円
生命保険料 : 46.3万円/年
継続した場合の保険料総額:1,515万円
夫
・アクサ生命 がん保険
・アクサ生命 終身保険
・アクサ生命 終身保険
・アクサ生命 医療保険(終身)
妻
・三井住友海上きらめき 利率変動型終身保険
・三井住友海上きらめき 医療保険
子
・フコク生命 学資保険
・アフラック 医療保険(終身)
これらは・・すべて不要!
まず、洗脳から開放される必要がある。
目を覚まさないと、何も始まらない。
死亡保障必要額 検証結果 :
現時点 10年後
夫 1,217万円 777万円
妻-3,039万円 -2,558万円
「必要資金」から「手当可能資金」
を引いた結果なので、
マイナスは死亡保障不要ということ。
健全な家計であれば・・
「夫婦ともに死亡保障は不要」
という結論になるのが普通。
夫に長期間の必要額が発生して
いるのは、不健全な家計ということ。
生命保険が必要になってしまった
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて15年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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