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想い出は心の宝石箱に。。。

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2016.02.29
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   日本から地理的に遠い国といえば、南半球の南米やアフリカの諸国。

   なかなか行く機会がありませんが、皇子は現役中に出張で南米のベネズエラ、ブラジル、

  アルゼンチン、ウルグアイ、チリなどを訪問したことがあります。


 

            

 

 

  南米の民族文化的なもので興味深かったのが、フォルクローレとタンゴ


    フォルクローレは、ラテンアメリカの民俗音楽。ボリビア・ペルー・エクアドルなどの

  アンデス山脈周辺の国々のフォルクローレは、先住民の伝統的音楽そのものでなく、

  スペイン系の音楽的を融合したところに特徴があります。



  1950年代に完結した演奏方法、ギター・チャランゴ・マンドリン・バイオリン・アルバ

  などの弦楽器と、先住民に起源をもつケーナ・サンポーニャ・ロンダローレなどの管学器

  と、ボンホなどの打楽器とのアンサブル。


 

                                 quena

              (ケーナ )    

 

                                     sampona

                                       ( サンポーニャ )

 

                              charango

              ( チャランゴ )


 

  1970年、サイモン&ガーファンクルによって、<コンドルは飛んでいく>が世界的な

  ヒット曲となったこともあり、原曲のフォルクローレが私達の注目を浴びるように

  なったのです。この曲は、1781年にスペインに反抗し処刑された、インカの血をひく

  トウパク・アマルが、死後コンドルに姿を変えてアンデスの天空を飛翔するという、

  伝承の物語に基づいているそうです。


 



       




 

  尺八に似たケーナの音色が、インデイオの目深にかぶった帽子と黒い瞳、そして

  チャランゴがアンデスをわたりいく悠久の風を、私達に想いおこさせてくれるのでは

  ないでしょうか?!

                     

     タンゴは、フォルクローレから出発したものだそうです。

   初期のタンゴでは、ギター・バイオリン・フルートのアンサンブルで、演奏されて

  いました。バンドネオンの導入により、タンゴの差別化がなされ、音楽としての

  範疇にその名を刻むようになりました。


 

                 

 

 

   今から約130年前に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの港町ラ・ボカ地区

  から始まったとされます。ただ、その前から、アフリカ系アルゼンチン人のコミュニ

  ティーで、「タンゴ」 と称する音楽がはやっていました。アルゼンチンタンゴ・ダンス

  はスペインやイタリアからの貧しい移民のフラストレーションのはけ口として、ボカ

  地区の酒場で生まれた踊りだそうです。

 

     日本では、タンゴがヨーロッパに渡って変化したものを、コンチネンタル・タンゴ

  ないし「ヨーロッパ・タンゴ」と呼び、それに対して元来のものをアルゼンチン・

  タンゴと呼んで区別しました。

        



       



  ところで、< コンドルは飛んでいく >ではないですが、コンコルド
 
  どうなったのでしょうね。。

  イギリスの BACとフランスのシュド・アビタシオンなどの共同開発による、

  超音速旅客機コンコルド。20機ほど生産され1969年初飛行に成功。高度5万5千

  ~6万フィート、通常の旅客機の2倍の高度で飛び、マッハ 2.0と超音速に誰もが

  < 未来の旅客機 >をそこに感じました。



  たまたま、サイモン&ガーファンクルの< コンドルは飛んでいく >の語呂合わせで、

  私など< コンコルドは飛んでいく >と称し、いつの日か機上したいものだと、大空に

  夢をはせたのでした。しかし、環境問題や飛行経済性などの問題から、本機は2003年

  全機が航空市場から撤退を、余儀なくされたのです。



   やはり、永久に飛び続けるのはコンドルであって、コンコルドではなかったということ

  ですね。。


         

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Last updated  2016.03.01 00:00:05
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