想い出は心の宝石箱に。。。

　　また大江戸線に乗るため牛込柳町駅に戻ると、なんと大きなマンション牛込ハイム

　　と入り口を接して、常楽寺というお寺がありました。

　　長遠山常楽寺は顕本法華宗のお寺で、牛込久成寺と浅草の慶印寺（　1615年建立　）

　　が合併し、大正9年（　1920年　）常楽寺として再興され、現在に至っている

　　そうです。

　　　　　　　　　　　　　本堂内陣

• ここには、一刀流の開祖である伊藤一刀斎景久のお墓があります。
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  そしてこの墓碑の右隣には、11代将軍徳川家斉<いえなり>に仕え、家伝の剣技を
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• ことごとく台覧するという、栄誉に預かった小野忠喜の墓が立っています。
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  ちなみに一刀流には古藤田一刀流・水戸一刀流・溝口一刀流など諸派があり、小野家に
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• 代々伝わるものを小野派一刀流といいます。
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  伊藤一刀斎・小野忠明・小野忠常の連名墓(手前)と小野忠喜の墓(その右)
  　
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• 一駅乗って、次の牛込神楽坂で下車。
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• 賑やかな神楽坂通りを飯田橋方面に向かうと、右手に鎮護山善国寺があります。
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       善国寺（ぜんこくじ）は、安土桃山時代の文禄4年（1595年）、 池上本門寺

       第12代貫主である日惺上人により創建された、日蓮宗の寺院です。
 

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• 本尊の毘沙門天は江戸時代より「神楽坂の毘沙門さま」として信仰を集め、
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• 芝正伝寺・浅草正法寺とともに江戸三毘沙門と呼ばれました。 現在は新宿山ノ手
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• 七福神の一つに数えられています。
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　　善国寺の周辺には茶店が軒を連ね、後に岡場所として発展し、これが花街の原型と

　　なりました。明治期の最盛期には700名の芸妓（芸者）が在籍していたそうです。

　　しかし、昭和後期になると料亭、芸妓数が減少し、再開発などで花街の面影を少しずつ

　　失い続け、現在の芸妓数は30名。

　　昼間且つ表通りを歩きましたので、このような華やかなイメージは、一切感じられ

　　ない、しょんぼりのしょんぼりの街でした。

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