全て
| カテゴリ未分類
| 旅行
| 食べログ
| 御朱印行脚
| 映画
| 音楽
| 日々雑感
| 悠愛倶楽部
| 入賞したのだ・・
| 東北の想い出
| おもしろ画像
| ミニチュア・ハウス
| キリバン
| キリスト教と仏教
| 正しい日本語
| 園芸
| ファッション
| 孫との時間
| 文化・伝統
| 政治
| ブロ友
| 高齢化社会
| 短歌・俳句・川柳
| 美術
| 社会問題
| 文学
| コレクション
| 写真
| ウイーン回想録
| 旅行記
| 創作
| テレビドラマ
| お散歩 。。。
| お散歩
| ドール・ガーデン
| 記念日
| 健康
| お買い物
| アメショー
| オペラ
| 改修
| ブログ
| 私の履歴書
| 記憶に残る写真
カテゴリ:カテゴリ未分類
弊社で海外赴任の場合、本人が新任地・業務に慣れてから、家族呼び寄せという 規則がありましたので、着任から半年以降の家族呼び寄せが通常でした。諸般の事情に よって、おくさまの来ウイーンが大幅に遅れている間に、皇子方がなんと先に帰任 となってしまったのです。
赴任にそなえ、ドイツ語学習にいそしんでいたおくさまは、ガッカリポンの ガックリポン。そこで心の優しい皇子は、その年の夏季休暇に息子も連れて、私費にて オーストリア・ドイツの旅に行くことしました。
現地でレンタカーし( 勿論、あの便通だす )、ウイーン、ザルツブルグ、 ザルツカンマーグートなどを訪問しました。
ウイーンでオペラ座をのぞくと、今夜の出し物はモーツアルトの< フィガロの 結婚 >。そこで、ウイーンフィルを表敬訪問。
( オーマイガッド・・悠愛皇子・・ なんで消えたんねん???? )
と、団員たちの矢継ぎ早の質問。 折角の機会だから今日の指揮をしろと、演台にあがらされてしまいました。
ヒロインスザンナは、皇子の好きなアンナ・ネトレプコですから、 皇子の指揮にも熱が入ります。 ( 彼女は結婚後激太りしましたが、その前の可愛いプリ・マドンナであった、 ネトレプコだす。 )
ブラボー、ブラボー、フーライボー!!の客席の声に応えて、幾度となく カーテンコール。おくさまも、息子も、
( パパって、ダメオヤジだと思っていたけど、 すごい~~~~!!! )
と、初めて尊敬の念で・・・・・
ザルツブルグとは、ザルツ< 塩 >とブルグ< 砦 >の意味で、15キロ 離れたバート・デエルンベルクで産出される< 岩塩 >をハライン市で製塩し、 ヨーロッパ各地に輸出して栄えた街。
そこでハライン市まで行きましたが、岩塩鉱内をトロッコに乗って見学出来、 これはデズニーランドのようで、とても面白かったですよ。
ザルッツ・ブルグは、モーツアルトが 1,756年に誕生して25歳まで 住んでいた街であり、市内のゲトライデ通りにモーツアルトの生家がありました。 また、< サウンド・オブ・ミュージック >の舞台となった ミラベル宮殿の庭園、ホーエンザルツブルク城などが見どころでした。
みなさんもご存知のごとく、サウンド・オブ・ミュージックは、1,965年に公開 されたミュージカル映画で、第38回アカデミー賞において、監督賞・作品賞・ 編集賞・音楽賞・録音賞の5部門に輝いた、名作中の名作。
ストーリーは、オーストリアのマリア・フォン・トラップの自叙伝< トラップ・ ファミリー合唱団 >に基づいたもの。ジュリーアンドリュースの可憐且 清楚な魅力が、特に光った映画でした。
その後、ザルツカンマーグートのウオルフガング湖にある、ホテル白馬亭に 宿泊。ここは、ラルフ・ベナツキー作曲のオペレッタ< 白馬亭にて >の舞台と なったところです。
翌日、シャーフベルク登山鉄道で頂上に行くと、ザルツカンマーグートの 湖沼群が見渡せ、オーストリア・アルプスの山並みとあいまい、この世のものとは 思えない絶景でした。
愉しい家族旅行をもって、私のウイーン駐在は、<不完全燃焼>のままに、幕を 閉じたのでありまする。
さてさて、皇子の艱難辛苦の会社生活・・・ これから、どうなるのでしょうか??? == 続く ==
ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|