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想い出は心の宝石箱に。。。

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2018.01.18
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 

 

  盛岡に飛ばされ、皇子はそこで朽ち果てたと、思っていた本店の輩。

  それが、すっとこどっこい、福島支店長として蘇った事に驚愕した彼らは、

  それ以来皇子の事を< 不死鳥 悠愛 >と、呼ぶようになりました。

 

  不死鳥伝説は、以下の話からもわかるように、レジェンドとして今なお多くの

  人々に語り伝えられています。煮ても焼いても食えぬ男、その不屈の魂は死神を

  もってしても消せぬと・

 

 

 

  DSC_0060r

 

 

 

  公共機関の発達している大都市部と違い、地方での生活において、自動車は必需品

  一家で2~3台の自家用車 (ご主人、奥さん、成人した子供用)を保有しています。

 

  皇子も業務で毎日運転していましたし、赴任場所が面積全国2位の岩手県、3位の

  福島県ですから行動半径も広く、月間の走行距離は 2,500~3,000キロ

    にも及びました。

 

  盛岡支店勤務時に、皇子の占有社有車を申請したことは、すでに記事にしました。

  自分でも驚くこの走行距離に、支店長に対して

 

  ( よく、働いているでしょう?! )

 

  と、自己PR。

 

  ( あはっ・・悠愛君はよく働いているというか、

         にんべんがないのよね・・ )

 

 ( それって・・・うん・・・よく動いていると

            いうこと?)

 

 ( それに、走行距離の3分の一は、迷って走っている

        距離で、次の3分の一は私用ね。本当に働いている

       距離は、最後の三分の一でないの? )

 

  くう~~、お見通し・・・

 

 

  盛岡勤務時代はまだ、ナビのない時代でしたから、地図を見ながらの移動。ちょ~~

 

  方向音痴皇子は、目的地になかなか行きつけず、いつも迷いに迷って走って

  いました。また温泉巡りやゴルフなど、週末の楽しみのために、広い県内の移動には

  車が絶対必要だったのです。 

 

 

          

 

 

 

  さてさて仙台在勤時、ある時お取引先から、平日ゴルフに誘われました。

 

  初めてのゴルフ場だったので、ナビの指示通りに運転していくと、朝のラッシュアワー

  市街地を抜けるのに、予想以上の時間がかかってしまったのです。

 

  車は住宅地に入り、のぼり坂を登攀していきました。スタート時間に間に合うかどうか

  とのあせる気持ちが、注意力を散漫にしたのでしょう。坂の頂上が信号のない交差点で、

  突入してきた軽自動車のサイドに、追突。 

 

  スローモーション映像のように、その車がゆっくりと回転して、道路わきにころがって

  いく・・・

   住宅地ですから、ドカーンという追突音で、住民が一斉に飛び出してきました。 

  横転した車内には、震えながら中年の女性が・・

 

   警察への通報、救急車の呼び出し、会社への報告、ゴルフ場への連絡など終わって、

  自分が重大な事故を起こしたことに、初めて気がついたのです。

 

   相手がシートべルトをしていたので、大事にはいたらず頸椎捻挫で済んだのは、

  不幸中の幸いでした。帰社すると早速始末書をかかされ、皇子自身もしばらくの間、

  むちうち症に悩まされました。

 

 

 

    

 

 

 

  ところが、その3ケ月後、福島の客と夜どんちゃん騒ぎをし、翌日仙台に戻る高速道路

  運転中に、居眠りをして分離帯の壁に激突。車のフロントとサイド部分は

  大破したものの、皇子自身はなんと何処も怪我をしなかったのでした。

 

  でも、もし後続車がいたら、今の皇子はいなかったでしょうね。

 

 

  短期間において、ニ回の交通事故を起した皇子に対して、同期の支社長の後に着任して

  きた、チンケな支社長は皇子の体のことなど一切心配せずに、激怒。

 

 ( お前には、運転技術も資格もないんだよ。 今度、事故

   起こしたら懲戒免職だから、よく覚えておけ!! )

 

  かような発言をした無神経さに、メラメラと久し振りに、反発心が燃え上りました。

 

 ( 事故を起こしたことは、大変申し訳なく思っております。

   でも、すべて公務上での事故。部下の身の安全をまず

   心配することが、上司の心得でしょうが!!

 

   しかも、月間 3,000キロを運転し無事故・無違反

   だった、ゴールド免許保持者に対し、運転技術や資格が

   ないなど、ちょっと言い過ぎとは思いませんか?! )

 

 

  う~~~と唸りながら、猿のごとく顔を真っ赤にし、怒り狂う支社長がそこにいました。   

 

 

          $1$2

 

 

  翌年、弊社に対する保険会社の掛金料率が、この事故によって東北ブロックだけ、

  大幅に上昇したとのことでした。これに対して、支社長は、

 

 ( 悠愛が起こした事故が原因だから、差額はあいつに

   払わせろ!!)

 

  と、どなりまくったとの事でありんす。

                              == つづく ==

 

 

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Last updated  2018.01.18 12:00:20
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