想い出は心の宝石箱に。。。

          　有朋自遠方来 不亦楽

　          　       朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからずや。

　　論語「学而第一」にある言葉で、「友人が（珍しくも）遠方から訪ねてきて

　　くれるのは、こんなうれしいことはない。」との意味ですね。

　　自叙伝、42章　真の友で記事にしました、A  氏が仙台から  O氏が福島から、

　　拙宅東宮御所に遊びに来てくれました。

　　きっかけは、商業施設のコンサルをやっている O氏が上京するので、みんなで

　　逢わないかと彼からの誘い。O氏は小遣い稼ぎで上京のついでの時間つぶし。でも

　　 A 氏にとっては、小遣い使っての上京となるので、どうかな？と思いました。

　　しかし、そこは義に厚いA氏のこと、快諾してくれたわけです。

　　真の友のわざわざの上京ですから、それでは拙宅東宮御所での接待となりました。

　　下戸の皇子宅では、高級ワインはでてきても日本酒は絶対ないと思ったO氏、

　　手際よくこんなものを宴会用として事前に送ってきました。　

　　なんでしょ、このラベル・・・下手くそな字・・・

　　O氏の手製のラベル、自分で作った密造酒？？？？

　　１升瓶の裏のラベルは・・

 　　地元の醸造元、仁井田本家のしぜんしゅブランドと、記されています。

　　しぜんしゅブランドは、農薬・化学肥料を一切使わず栽培した酒米と、 山間より湧き

　　出る阿武隈山系の伏流水を使い、蔵に伝わる独特の四段仕込みで醸し、じっくりと

　　熟成させた純米酒だそうです。
 

　　　　　　　　　 

　　精米歩合80%の自然米（農薬・化学肥料を一切使わず栽培した酒米）を使って、醸し

　　だした純米原酒。熟成した旨味と甘みをたっぷりと楽しんめる、飲みごたえのあるお酒

　　だそうですが、皇子にとっては猫に小判、豚に真珠。

　　フルボデーイの赤ワイン、ナイスバデーの熟女の方が、

      イイデス・ハンソン。

     酒は送ったから、つまみは用意せよとの言葉に従い、以前記事にもした博多久松

　　のプレミアムオードブルを。

      最寄りの駅までリムジンを用意し、東宮御所でまず儀仗兵閲兵の儀式。

　　そして、雅楽隊の演奏と共に、孔雀の間で宴会が始まりました。

      やがて、お寿司も到着。

　　積もる話に、花が咲きます。

　　現役時代の想い出、そして家族のこと、健康のことなどなど。おもろかったのが、

　　A氏がサプリメント常用者で、最近ニンニク黒酢を試したところ、ビビンバ、
      バンバン・・ビンビンになったと。

　　今更ビビンバになっても、相手にしてくれる女性がいるわけでなく、しょんぼりのしょんぼり。

　　でも、ゴルフシングルの腕前の彼は、これで飛距離が50ヤード伸びたというのですから、
　　ニンニク黒酢パワー怖ろし・・・

　　O氏が送ってきた、にいだしぜんしゅは、美味しい・・とのことで、

　　おくさまも参加して三人でくいくい・・・残しても宝の持ち腐れだからと、1升瓶を

　　飲み切ってしまいました。

　　そして、生きていたらまた逢いましょうと、散会となった次第。

　　O氏の手土産、三万石の塩まん。郡山の銘菓といえば、柏屋の薄皮饅頭ですが、

　　それに匹敵する菓子メーカーが三万石。同社の、ママドールとエクソンパイが

　　有名。しかし皇子は、塩まんが一番好きな事を彼は覚えていて、わざわざ買ってきて

　　くれました。

　　そしてA氏の手土産は、仙台名物萩の月。

　　ともに、東北在勤経験者にとっては、とても懐かしいお菓子です。

　　現役を離れても、このようなお付き合いをさせて戴き、感謝！！感謝！！感謝！！

　　死がこの関係を別つまで、真の友として末永いお付き合いを、心から希望する

　　ものでありまする。

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