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想い出は心の宝石箱に。。。

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2018.08.15
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  代表的な夏の音といえば、風鈴・田んぼのカエルの鳴き声・川のせせらぎ

 などが​​ありますが、なんといっても蝉しぐれ。ブロ友さんの記事にもあり

 ましたが、​​
今年は猛暑の為、蝉の抜け殻でなく蝉そのものの死体が、目に

 つきます。



​​   皇子が本格的な蝉しぐれを知ったのは宮城県の作並温泉で、旅館の前に

 ある山全体がシャワシャワと、蝉の鳴き声で鳴動しているのです。   ​​

  

 

                   

 

 

 

​​   そして、山形の立石寺。急峻な参道を汗をかきかき上っていくと、木立から

  蝉しぐれが降ってくるように・・・・​​

 

                         

      ALT

   

  ​​ 1689年立石寺に参詣した際松尾芭蕉が詠んだ、​​

 

​​       閑けさや   岩にしみいる    蝉の声

​​

​​  の句が、思い出されました。紀行文<  奥の細道  >に収録されている

 なかで、最も
優れた句の一つといわれています。    

 

 

 

​​   蝉しぐれといえば、山形出身藤沢周平の時代物語<  蝉しぐれ  >。

 テレビドラマ、​​
映画、公演などでこれまで公開されてきましたが、皇子は

  NHKテレビドラマ金曜
​​​ 時代劇場が秀逸と思います。


 牧文四郎役の​内野聖陽​、おふく役の水野真紀がまさに​​​
ぴったりのキャス

 テイング。映画版市川染五郎と木村佳乃は、いまいちでしたね。 

 

 

                     

                  

 


 ​​ 蝉の幼虫は7年間土の中で暮らし、孵化して野外では約 1ケ月の生命といわれて​​

​  います。俗説では、土の中で7年間地上で 7日間の、短くてはかない人生であると。​



​​​​​​  これに基づいたタイトル<  八日目の蝉  >という、角田光代のヒューマン・​​​​

 サスペンス小説があります。2011年に公開された映画がとても感動的で、主演の

​​ 誘拐犯希和子を演じた永作博美が、素晴らしかったでしたね。​​

    

 

 

                 

 

 

 

   <  七日目で死んでしまう蝉が、八日目まで生きながらえとしたら、幸せ

​   なのか? > という問いかけ。​

 

  八日目のことは誰もわからない。しかし、誘拐犯希和子がその娘に薫と名付け、

​  逃亡していた 四年間を蝉の一生七日間に譬え、この間こそが彼女にとっては​

 本当に生きている実感が、あったのではないでしょうか?


 逮捕され、薫をとりあげられた 希和子、それ以後の八日目の蝉はそれこそ

​​ <  空蝉  >になってしまったのかも。それとも、物心ついた恵理奈 (  薫  )

 の
人生そのものが、八日目の蝉だったのでしょうか?いろいろ考える処があった、


 映画でしたね。



   
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​​​​​​   今日は、にまつわる、セミナーでしたあ~~。​​​​​​

 

 

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Last updated  2018.08.15 12:28:20
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