パヴァロッテイ　。。。

2022.04.29

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カテゴリ：音楽

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　2020年の公開、ルチアーノ・パヴァロッテイの生涯を描いた、

　ドキュメンタリー映画、『パヴァロッティ太陽のテノール』。

　

　オペラ大好きな皇子は、彼が主演を務めた数々のＤＶＤを持っていますが、

　知っているのはあくまでも、舞台上のパヴァロッテイ。

　「ラ・ボエーム」「トスカ」など絶頂期のパフォーマンスや、「トゥーラン

　ドット」の名曲を3大テノールで共演した伝説のステージ。故ダイアナ妃との

　交流やボランティアといった幅広い活動、そして家族とのプライベートなどの

　映像が満載されていて、彼のファンであれば一見の価値がある映画でした。

　パヴァロッティが世界的名声を不動のものとしたのは、1972年メトロポリタン

　劇場でドニゼッテイの＜　連隊の娘　＞に出演した時。トニオ役のアリアで、

　ハイＣを9回も苦も無く歌いあげ、聴衆を熱狂させました。

　　
　
　　

　ハイＣとは、コカ・コーラの果汁入り炭酸飲料では、ありませぬ。

　音階ドレミファソラシドは、C/D/E/F/G/A/B/D/Cと呼びますので、1オクターブ

　ハイ＝高いドの事を意味します。テノールのハイCは、通常高音の限界、

　特別の意味のある音なのです。

パヴァロッテイの艶やかなハイＣは、あの帝王カラヤンに（　パヴァロッテイ

　は100年に一人の声だ！！）と、絶賛せしめたそうです。

　輝かしい高音を持つリリック・テノールとして彼は名声を確立し、

　キング・オブ・ハイＣとも、呼ばれました。

　

　
　以前にも書いた事があると思いますが、皇子が最も好きなオペラが、ドニゼッテイ

　の愛の妙薬。その理由が、ハッピーエンドで終わる数少ないオペラの

　一つであり、またユーモアーに満ち溢れたストーリー展開。

　この映画の中で、パヴァロッテイ自身も、愛の妙薬を演じるのが、一番楽し

　かったと言っていました。　それは、主役が死なない結末だからだと・・・

　それでは、最後に愛の妙薬の中から、名アリア人知れぬ涙を、

　どう～～じょ・・・

　

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Last updated 2022.04.29 12:11:21
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