4056141 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

想い出は心の宝石箱に。。。

想い出は心の宝石箱に。。。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2022.10.29
XML
カテゴリ:私の履歴書
にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
にほんブログ村



 ​海外雄飛を夢見ていた若き悠愛は、どうせ就職するなら海外​​駐在のチャンスの

 ある、​航空会社​​商社​と決めていました。

​​

​ 当時は、外貨持ち出し制限があり、パスポートに持参外貨額​を記入しての

 出国ですから、業務以外では今のように自由に
海外へ、渡航出来る時代では

 ありませんでした。


 
 銀行関係の就職活動が早く、内定が決まった友人から、何をぐずぐずして

 いるのかとせかされ、ぼ商社を受験。

​​ そこの就職試験は、なんと100メートル競走・カラオケと、最終面接

​​

​​ ​アメフト​で悠愛のポジションはQBでしたが、足が速いこともあり​​​​時には

 RBもこなしていたので、100メートルは ​9.6秒​で​​
応募者中ダントツの

 トップ。


 カラオケもジュリアード学院で声楽も受講していましたので、​​オペラ

 <愛の妙薬>から<​人知れぬ涙​>を絶唱。

 並みいる​​
試験官から( アンコ~~ル!!アンコ~~ル!! )と

 声がかかりました。


  



 最終面接においては、卒論内容について聞かれ、専門の​​国際関係論

 < ​妻と愛人関係における、嫉妬と怨嗟​ >​​
を、滔々と述べたてたのでした。

 

 トップで入社試験に合格した悠愛は、社長から​​経営企画室​​​への勧誘があった

 ものの、​米国駐在​をどうしても希望していたので、​
​営業部輸出課の配属を

   主張。


 当時、日本は​鉄鋼輸出​が​
花形産業であって、配属希望部署を3つまで書くこと

 が
​出来ました。


 ですから、<鉄鋼輸出第一部><鉄鋼輸出​
第二部><鉄鋼輸出第三部>と、

 記入しました。​
社長の勧誘を拒否したこと、また人事部をおちょくったような

 配属希望部署記入が人事部長の怒りをかい、入社以後の​​悠愛に対する​差別的​

 ​報復​が、この時から始まったのです。​​

 

      


​ 入社式当日に、各自の​配属部署​が発表されたのですが、​鉄鋼輸出部に

 悠愛の名前はノミネートされていません。


​ 最後の方で配属先が、< ​木材部輸出課​ >と言われた時は、

   ​
が~~~~~ん。

​​​ なんで、金偏偏​なんねん?! <​ 気​ >が違いそうでした。



  ​​​
配属希望先を無視され、不貞腐れた悠愛は、(なんで木材なんやねん!)

  とぶつぶつ呟きながら、木材部輸出課に行ったのでした。

 

      会議テーブルで実業家 - ミーティングのロイヤリティフリーストックフォト



​ でも、そこにいる輸出課のスタッフ面々を見て、​目がテン​・・・・オツム

 テンテン・・​
​​みんな、カラーシャツストライプのシャツを着ているのです。

​ 当時、サラーリーマンのシャツは​白​が常識で、かかる​​色ものを着用しているのは、

 < ​ヤクザ​ >かまたは海外からの​
帰任者だけでした。 

 

​ 日本からの​木材輸出​???​そう疑問を持たれたブロガーさんも、多いと

   思います。

​ ​北海道材合板​(樺、楡、楢など)が、キャンピング・カーの内装や​​​家具部材

 としてアメリカ・英国に、また​ラワン合板​もアメリカに​​
輸出されていました。

 従って、輸出課からはロンドン、ロス、
ニューヨークに駐在員を、派遣して

 いたのです。


    
建材


​ 業務内容の説明を受けて、( おっ・・​憧れのロス​に駐在する​チャンス

 あるじゃん!)として、私の機嫌も治ったのでありんす。

 


   
 走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ   ==つづく==   走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ走る犬のgifアニメ 



       ブログ村ランキング参加しています。

       下の画像を応援クリックしてね。

             ↓

        にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へ
           ​にほんブログ村​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.10.29 12:36:06
コメント(34) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X