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2011年04月01日
カテゴリ：街の風景写真館
秋田港に、自動車運搬船「第二とよふじ丸」が入港しました。
丁度、土崎のＪＲ線脇でガソリン列車を撮影後、セリオンの埠頭へ立ち寄りました。
冬抜けきらぬ荒天から一転、春霞漂う昼下がりの港は、穏やかでした   2011-04-01 14_17 DSC_0159 posted by (C)Traveler Kazu 何故、この船が突如秋田港に現れたかというと、これも震災がらみでして…。 大震災のため本来荷役を行う仙台港が利用できず、やむなく秋田港へ回ってきたそうです。 積荷は当然、「完成車」（いわゆる「新車」ですね）です。  2011-04-01 14_18 DSC_0162 posted by (C)Traveler Kazu 埠頭に新車が並ぶ光景は、秋田では普段見られません。 運搬船の入港はめったにないことなので、新聞、テレビ、ラジオでも報じられました。 「トヨフジ海運」はトヨタ自動車の関連会社ですが、トヨタ・ダイハツ車以外にも、スズキ、日産の車も一緒に運んできたそうです。その数、何と943台。 何と…といっても、この船は最大2000台積み。ラクラクですね。 帰路は、岩手県北上市のトヨタ工場「関東自動車」で地震前に完成していた113台を積んで帰るそうです。 秋田港に完成車９４３台到着 仙台港の代替、東北各地へ配送（3/31秋田魁新報） 他にも、大型船が入っていましたので、見てみましょう。  2011-04-01 14_19 DSC_0167 posted by (C)Traveler Kazu パナマ船籍の貨物船「GLOBAL GARNET」。 このタイプの貨物船は、時折入港しています。何を運んできているのかな？ 製紙工場のチップでしょうか。  2011-04-01 14_20 DSC_0171 posted by (C)Traveler Kazu 小型のタンカーが２隻入港していました。 その後ろは、今回のガソリン不足解消に列車と共に大車輪の活躍をしている元売り各社の石油タンク、ガスタンクです。震災後はタンカーの入港頻度も多くなっているようで、被災地の物資不足解消に大きな役割を果たしています。  2011-04-01 14_19 DSC_0168 posted by (C)Traveler Kazu 最後は、「第二とよふじ丸」と「GLOBAL GARNET」のツーショットで締めましょう  最後に…次回から、各ブログ記事への楽天トラベル宿紹介リンクの掲載を再開したいと思います。東北地方では被災地以外の都市や温泉地でも広範囲に渡ってキャンセルが相次ぎ、業界は苦境に立たされているそうです。 楽天トラベルで予約を再開しているという告知が出ている宿を選んで紹介しますので、大型連休には、復旧している交通機関を利用して東北地方にお出でいただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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