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テーマ:塾の先生のページ(7621)
カテゴリ:作文指導
写真は「がっきーの作文工房」(つばさ塾作文指導)を受講している小6生。 今日、遠足で〇〇公園へ行きました。いろんな遊具でいっぱい遊びました。お昼にはお弁当をみんなで食べました。とても楽しかったです。また〇〇公園で遊びたいです。 ありがちな作文ですよね!? これがつばさ塾の作文指導(がっきーの作文工房)を受けるとこうなります。 ふわぁ~あ! ジリリリーーーン! 目が覚めるとほぼ同時に目覚まし時計が鳴った。 カチッ! いつもより少ししっかりと階段を下りていく。 そう今日は待ちに待った遠足の日だ! 前者と後者を比べると、明らかに後者の方が引き込まれるし、成績が良さそうに感じますよね!? 決定的な違いは、読む人を意識しているかどうか。 前者は読む人どころか、自分の書きたいことすら把握していない状態。 一方後者の作文は遠足の作文なのに、まだ場所は自宅です。そこまで遠足という一日を細かく捉えているということです。 遠足の1日に、どれだけのものを目にし、どれだけのことを聞いて、どれくらい身体を動かし、どれくらい心が動いたのでしょう!?そうとうな情報量がそこにはあるはずなんです。それらを思い出すためには主観では限界があるんですよね。 誰と? どこで? いつ? なんで? 色は? 重さは? 大きさは? で、どうだったの? という質問に答えることによって思い出すってことありません? そうそれです。 それっ他人の自分に対する質問ですから客観なんですよ。 後者の作文は読む人のことを意識する、つまり客観という視点を持っている作文なんです。 読む人は自分の体験が分かるだろうか? これって主語が「僕」ではなく、「読む人」、つまり自分以外。 じゃぁ、この主語をどんどん広げていくとどうなるでしょう? 親はなぜ今こんなに怒っているのだろう? この自問、とても大切なことなんですよ。 子どもを叱っていると、子どもは黙ったままで余計に腹が立つってことないですか? 話すのは自分ばかりで暖簾に腕押し状態。クタクタになって叱るのを止めたってことないですか? 叱りモードに入った途端、子どもの目がうつろになり聞いているのかどうか不安になるときないですか? こういう状態の子どもの頭の中は、叱られる=嫌なこと⇒早く終ればいいのに 絶対に早く終らないですよね!? むしろ長く続く。その時はしのいだとしても再び起こる可能性大。 お母さんはなぜこんなに怒っているのだろう? どうすればお母さんは笑顔に戻るのだろう? お母さんが怒っているのだから、お母さんのことを考えなければ何も変えられないです。「嫌なこと⇒早く終ればいいのに」は自分のことですものね。 こういう成長状態である子にはこう話します。 おぉ~い、先生の目を見て。 先生に叱られてておまえも辛いと思うけど、先生って楽しいと思う? いいえ。 うん、かなりしんどい。分かってくれてありがとうな。 じゃぁ、なぜわざわざしんどいことをするんだろう? ・・・・・・ じゃぁさぁ、おまえは大嫌いな人のためにしんどいことするか? いいえ。 うん、オレも。 じゃぁ、しんどいことをしているオレは、おまえのことをどう思ってる? 嫌いじゃない!? もっとだよ! 大切に思ってるよ!! 叱られることって、確かにそのときはみんな辛いことだよ。 でも、それだけその人に大切に思われてるってことなんだよ。 叱られるって、おまえが思っているより温かいものだぞ。 僕はこうやって話すことで自分のことばかりに捕らわれている生徒の視野を僕にまで広げるんです。そうするとだんだんと目にチカラが戻り、顔が穏やかになります。 僕の行う作文指導も、生徒の視野を客観にまで広げるための指導です。 読む人を意識した作文訓練は、客観的にものごとを捉えるチカラを鍛えます。 学校や塾の授業も、定期テストも、入試問題も、全て他人(相手)が作ったもの。 それらの視点で考えられるチカラ(客観視)は学力そのものです。 7月 津島市中一色町東郷に新教室オープン 【対象中学】 暁中学校/神守中学校/永和中学校/佐屋中学校/蟹江北中学校 ※対象小学校は上の中学校区に準ずる小学校 【定員】 小学生:各学年12名 中学生:各学年16名 【募集状況】 中2 13名(3名入塾お申込済) 中1 15名(1名入塾お申込済) 小6 8名(3名入塾お申込済/1名ご予約) 小5 12名 小4 10名(2名入塾お申込済) このブログをご覧になった津島市・愛西市の方、新教室に関してご興味がありましたらお気軽に0584-56-2833までご連絡ください。ご説明、ご予約、承ります。 また、つばさ塾関係者(現塾生/卒塾生)のお知り合いの方で入塾希望の方がおられましたら、0584-56-2833までご連絡ください。 ご説明、ご予約、承ります。 この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで 結構でございます。 クリックお願いします。 この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.13 20:41:45
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