■ 黒田藩の、友泉亭へ、行ってみました。 福岡市の庭園。
福岡市にある、友泉亭公園に、行って来ました。 友泉亭は、黒田如水が、住んでいたのか、と思っておりましたが、そうでは、ありませんでした。 福岡藩の、第6代藩主・黒田継高(くろだ・つぐたか)の別邸として建てられた様で、入ってみると、思ったより広く感じました。 私は、日本庭園と聞くと、すぐに、新宿御苑を思い浮かべるのですが、小学校の時に、良く写生に行ったからでしょう。 友泉亭は、東京の、後楽園や、六義園にも、似ている様な印象を受けました。 昔は、良く、有名な公園を、訪れたのですが、久々の、庭園訪問でした。 そう、行ったのは、8月の29日、夏の熱い時期でした。 蝉は、鳴いていたのか? それは、覚えてません。 訪問者は、他に一組。 私は、カメラを用意しました。 そして、写真を、撮りまくりました。 しばらく行くと、建物の入口が、見えてきました。 中々、風情がある、作りです。 はっきり言って、友泉亭の周囲の環境は、殺風景で、あまり、ぱっとしないのですが、友泉亭の中は、別世界です。 私は、玄関を、入りました。「すいません。」「お一人様ですか?」「はい。」「中に、お入り下さい。」 私は、池に面した、大部屋に、入りました。 すると、すぐ後から、女中風なスタイルをした女性がやって来ました。「何処に、座っても、いいんですか?」「はい、お好きな所へ、どうぞ。」 私は、手近な所へ、座りました。「今、お茶を、お持ちしますから。」 私は、池の鯉を眺めながら、お茶を待ちました。 部屋を、眺めていると、鯉の餌が売っていて、コインを入れたら、餌が手に入る様になっています。 ひとつ、餌でもやるか・・・。 やがて、さっきの女性が、お茶を持ってきました。 私は、お茶を飲みながら、しばらく、庭園の風景を、眺めていました。 部屋には、私一人しか居ませんでしたので、何やら、自宅にいる様な感覚になりました。 私の、田舎にある家も、友泉亭位の大きさは、有ると思いますが、池は、これ程、大きくはありません。 父は、その池に面した所に、茶室を作ろうとしていましたが、実現しませんでした。 私は、鯉に、餌をやろうと、箱に、お金を、入れました。 これで、餌が、手に入りました。 私は、それを、池に、パラパラと、投げ入れると、鯉が、わんさかと、やって来ました。 ここで、友泉亭の、建物の内部を、ご紹介しましょう。 ■ お土産品の、ハンカチだと思いますが、日本の伝統を感じます。 ■ 以下、池の周辺の景色です。■ 最後の写真は、最初、入って来た、出入口の写真です。