ヴィーテ･イタリア高岡（Hiruccio）のイタリアワイン＆主夫日記

ゲソが安い（＾＾；）。

中国産のにんにくの香りをオリーブオイルで良く出してからイカを投入。臭み消しにパセリを入れたいところだけどないので今日は割愛。

全然代わりにならないけど、残っていたじゃがいもをダイス状に切ってパスタと共に茹でる。

トマトソースは今日はホールトマトの汁の部分だけを入れた。あまりトマト･トマトしたソースではなくイカの風味を前面に楽しむためだ。

いわばピンク色のスパゲッティになる。

イカは独特の甘みがあり、それがトマトの酸味と香りととても相性が良い。
そこにラクリマのビアンコを合わせる。

抜栓から数日経っているので多少苦味が強くなって味わいのまとまりにも欠けるけどまあいい。

ちょっと臭みのあるイカの甘みを含んだトマトソースにはラクリマの比較的おとなしめの酸味と苦味がとてもよく合う。この苦い香りは野菜や「クセ」のある魚介の風味にぴったりと重なってくれる。

ナポリらしい海の料理と、ナポリ近郊の白ワインと。一応味わい的には一致しているけど、なんでこんなに同じ地方でピッタリ来るんだろうね。

そう信じ込んで食べてるからかな（＾＾；）

いやいや、そんなことはないでしょ。

現地のおじさんたち、生の貝類を赤ワインと一緒に楽しんでるからね。これ、僕の味覚的に言うとほとんど最悪の相性。でも彼らは全く拘らない。

まあいいや。

とにかく楽しい相性でした！！