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カテゴリ:Dr.HOUSE S2
「人道的治療」
冒頭の難民キャンプを見て、ERと間違ったか?と思いました。(笑) 実際、クリニックの女性患者の名前が「カーター」さんで、これは番組的に意識しているのじゃないでしょうか。 今回のゲストはそれこそERのカーター君のように、アフリカで医療を必要としている地域で献身的に人々を救っているチャールズ医師でしたが、彼がカーターと違うのは、マスコミの寵児でドン・キホーテ的なキャラクターだという点ですね。 そしてハウスから見るとチャールズ医師は傲慢で偽善的に見えるらしい。 彼は名声と富も手に入れている。特に自分で自分を結核だと診断し、「結核は俺の病気だから」、「この薬が手に入らなくて人々が死ぬ」と英雄であるかのように演出しているのには、相当機嫌を悪くしていました。 チャールズ医師に影響されて寄付をすることもハウスにとってみたら、信じられないことなのでしょうね。しかも、キャメロンを始め若い3人衆がついて回っていました。 「アフリカの患者とアメリカの患者のどちらを救った方が偉いのだ?」、という会話はぜひERでもやってもらいたいところです。(爆) 結局、チャールズ医師が製薬会社から援助を取り付けて、マスコミの注目を集める事を手段として使って何が悪い、と開き直ったところでハウスも納得したようです。 真似をして自分を脚が悪い障害者と見せて、乳ガン診断のしかたが悪いから謝罪しろというカーター夫人を騙し、「もういいのよ」と言わせるハウス。カフェテリアのおかずをごまかすという大人らしからぬ事をするハウス。とことん、偏屈でアンチヒーローを貫きますね。(笑) カディはハウスが謝罪したと勘違いしてしまい、なんてかわいい人なんでしょう。彼女が女の顔を見せると、ハウスも太刀打ちできないらしい。(笑) 肝心の病気は結核の陰に隠れた小さな腫瘍ということで、見逃さなかったハウスがいつものようにお見事でした。 一方、チャールズ医師に言い寄られたキャメロンが始めは動揺してしまったけれど、彼の真実を知るとデートのお誘いを断っていましたね。やはりハウスの言うように死にかけの正義のヒーローではなかったからでしょうね。 ちなみに、チェイスと「あんな男についていくのか?!」と言っていたのは、思わずうちわネタにニタニタしてしまいます。実生活で2人は付き合っていたのですよね? チャールズ医師役のRon Livingstonは、SATCでキャリーと付き合っていたバーガーですね。この人は、CSIマイアミのスピードルと似ているために混同されることが多かったですが、今回の役柄を見ると、それほどは似ていないなと思いました。 FOX Dr. HOUSE ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 8, 2013 08:25:26 AM
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