|
カテゴリ:The Blacklist
今回のリスト者は番号が若いだけに、かなりの実力者だと見て良いですね。
これって、女レディントンでは?と思ったら、まさにそうだった。(笑) クーパーのタスクフォースの予算問題で、ついにハドソン議員とドーフ議員がパナベイカーとクーパーと直接会って話すことになった。 FBIの総予算の3%未満とはいえ、2億8270万ドルを費やす部署が一体何をしているのか。 クーパーは世界的な犯罪者を捉え、犯罪、テロを阻止するなど成果を並べるが、もちろんハドソンたちは満足しない。 具体的な内容を公表することはFBIの極秘活動に支障をきたすとパナベイカーが援護射撃するも、ついに議員たちはチームの記録の開示命令を求めるという。 しかしその記録がレッドによって消された事を初めて聞かされたパナベイカーはクーパーに何とかしろという。 クーパーは困ってレッドに泣きつく。 最近はレッドからの紹介がないので、議員たちに示す成果も少ない。 今日判事の前に立つというと、レッドはボルティモア港に入港するコンテナ船と、ブレア・フォスターという弁護士の名前を挙げる。 フォスターはDCのフィクサーとして悪名が高いといわれ、闇のサービスで稼いでいるらしい。 その隠された不正を暴くことで、チームをアピールできるだろう。 フォスターの顧客には「モーダー&サンズ」という化学メーカーがあり、製品に発ガン性物質が含まれるとされているが、現在訴訟は1件も起こされていない。 フォスターの法律事務所はスキャンダルなどを示談に持ち込んでしまい、そのためなのか、大勢の調査員を雇っている。 実はモーダーの社員ウィテカーが交通事故で一命をとりとめていたが、彼は内部告発をしようとして口封じをされそうになったと見られる。 チームは早速ウィテカーの妻に話を聞く。 夫は何か会社の秘密を知ってしまい、辞めるしかないと言っていた。 尾行されているとも言っていて、精神的に参っていた様子だったという。 確かに怪しい男がウィテカーを付け回していたことが監視カメラに写っているが、人物を特定することができない。 デンベはレッドに男の写真を見せ、タトゥからキューバの特殊部隊の男だと割り出す。 レッドはハバナのマニーに尋ねるという。 ウィテカーの意識が戻り、会社の製品「スプリング・シャイン」に発ガン性物質が含まれるという機密文書をなにかの間違いで入手してしまったという。 会社としては売上トップのクリーナーで、CEOは危険性を知りながらリコールもせず出荷し続け、結果死者が出た。 ウィテカーはいたたまれなくなり、公表したいと同僚に話したところフォスターがやってきたという。 最初は買収しようとしてきたが、断ると今度は脅してきた。 告発しようと持ち出した文書は車の中にあるという。 ウィテカーの車は廃車置場に移動され、レスラーらが駆けつけたが、一足先にキューバの男に文書の入ったカバンが持ち去られてしまった。 ハバナのマニーはレッドの持ち込んだ写真を見て、危険な男でしゃべれば殺されると口を閉ざす。 レッドは歴史的ボクサーのグローブをプレゼントすると言い、ウィーチャに連絡をとって欲しいと頼む。 モーダーのCEOはFBIが動き出したことでフォスターに解決を依頼する。 フォスターは良い方法があると言い、依存症の会に出席していたレスラーを訪れてウィテカーは嘘をでっち上げようとしているという。 レスラーが取り合わないとわかると、今度はレスラーの地元デトロイトで議員にしてやるという。 レスラーはきっぱり断ってFBIに戻る。 ウィテカーが見た製品調査書は、7年間モーダー社の製品分析をしていたファインバーグ博士が作った。 FBIがファインバーグの自宅を訪ねると、すでにフォスターが弁護士としてその場にいた。 スプリング・シャインについての分析については、中途で完了していないという。 さらなる質問はフォスターを通してくれというが、レッドはマニーから調査員のフローレスの名前を聞き出し、本人に接触して親族など7人の亡命に手を貸していた。 フローレスはフォスターに不利なことをしゃべるという。 クーパーのタスクフォースの記録開示について判事はクーパーの主張を認めた。 極秘活動の安全性と機密保持を守ることはFBIの透明性に勝ると判断したわけだが、ドーフは逆にここまで隠そうとするのは当に金鉱ならぬダイヤモンド鉱山を掘り当てたに等しいといきり立つ。 これからハドソンと記者会見を開くという。 しかし、フローレスの証言でフォスターが数々の連邦法違反で逮捕される。 フォスターは慌てることなく、取引を言いだしたため、レスラーはフォスターが持っている顧客リストを全て渡せば話に乗るという。 フォスターはFBIがここまでやるには背後に相当な大物がいるのだろうと言い、個別の案件なら相談に乗るという。 記者会見を開くドーフ議員に、万策尽きたクーパーはレッドに助けを求める。 レッドはフォスターに2013年12月31日の記録を求めろという。 フォスターはモーダー社とその記録で手を打つという。 ドーフはクーパーの脅しに屈し、記者会見で上院議員を辞めると表明してしまう。 ドーフの息子はアルコールの影響下で2013年12月31日に交通事故を起こし、被害者に大きな障害を与えた。 その際にフォスターが動いて血液検査をさせず、刑事責任は問われなかったのだった。 クーパーはドーフに被害者の少女に対して生涯医療費を払うという取り決めを認めさせた。 ハドソンは突如ドーフが降りたことに納得がいかない。 ドーフもまた、将来があるハドソンはこの件から降りろと勧める。 しかしハドソンは諦めず、そこに取引で自由の身になったフォスターが近づく。 弁護士事務所の調査員という仕事は「グッドワイフ」で初めて詳しく知りました。 法律スレスレの事をして情報を手に入れたり、頼めばなんでもやってくれる。 優秀な彼らがいなければ裁判には勝てない。 それが傭兵みたいな存在だったら怖いです。 ウィテカー役の人は「ウォーキング・デッド」で長らく中心的な役柄を演じていましたね。 なかなか死なないで生き残った。(笑) 今回のリスト者は当にレッドの縮小版ですよね。 最初は甘い言葉、便宜を図ってやると言って、それが通用しないと脅しにかかる。 そして、悪人でも普通の人間でも自分の身を守るためだったら簡単に宗旨変えする。 マウントの取り合いのようでおもしろかった。 これは際限がないですね。 もしかして、判事にもレッドの手が伸びていたのかなとも思いましたけど。 正義の側のはずのクーパーも使う手は同じで、パナベイカーから正義とチームを手に入れたわねというところが皮肉が効いていてよかった。 ハドソンはそれでも諦めないというのだから、パナベイカーもクーパーもそういうハドソンを称賛するというわけです。 もちろん、そのハドソンも目的達成のためにはフォスターの力を借りてしまうのかな。 レッドは叩いてもホコリの出ないハドソンを陥れるのを辞めましたが、さてハドソンはいかに。 でも、正義を振りかざして一歩も引かないから戦争が起きるわけで、問題の解決法は裏で取引することなのだろうなと思ったり。 マニーはシーズン1からハバナの人として出ていますし、最終シーズンにはふさわしい。 しかも、そこにウィーチャを持ってくるわけだ。 レッドからのラブレターをウィーチャは「諦めの悪い人」と言って、まんざらでもない様子ですが、レッドが落とせない存在というのもかっこいいかな。 最後はこの2人どうなるのでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[The Blacklist] カテゴリの最新記事
|