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このエピソードは本国ではクリスマス時期に放送されたので、タイトルがダブル・ミーニングになっています。今回もゲスト(Marlee Matlin)の熱演とマックの継続ストーリーが相まって、ハートにじーんとくる良いできになりましたね。
正直、負けた!もう、諸手を挙げて降参します。いや~NYは本当に脚本が良くなったな~ ゲストも良かったけれど、これだと完全にNYの方が上ですわ。マイアミもこのくらいのドラマをやれよ、と言いたいですね。いかんなあ。(大爆) ラストのサーシャ・コーエンはスペシャルゲストということでしょうね。クリスマスらしいファンシーな演出になっていました。まあ、スケーター刺殺事件の方はサーシャ・コーエンを出すための付け足しでしょうが。(笑) メインはやはり聾唖の少女が殺された事件で、同じ聴覚障害者でも両親が健常者の場合、障害を治すという方向に子供を育てるため、両親とも障害者の少女とは考え方が異なってしまう、という事のもたらした悲劇を描いていました。 「ホワイトハウス」にも出ていたMarlee Matlinだから上手というのもありますが、被疑者も聴覚障害者で、当然表現方法がいつもと違うのが興味深かったです。(無音の世界とそうでない世界)また、ショットガンの振動を「聞き分ける」というのもゲストならではでしょうね。 しかもマックに対して彼女が「あなたは目でしゃべる」とドンぴしゃなことを言うので、もうこれだけでも「やられた~」と思いました。(笑) 「決してためらわらないとは約束できないけど、この関係を続けよう。俺はお前を失いたくない」 うわ~こんなセリフHoratioにも言わせたいなあ。これまで迷い続けてきたマックも、一番大切なものは何か、ジーナに指摘してもらってやっとわかったようですね。ペイトンも別れようとして思い切れない切なさがかわいそうだったので、ラストのシーンはこちらもうるっと来てしまいました。 今回のエピソードを見ても判るように、結局「CSIしている」シーンはそんなに重要ではないですね。面白かったのは、赤ん坊とジーナの命を救うマックのヒーローぶりで、助かって「ああ良かったな」と思えるところが良いわけです。つまり、これはマイアミの要素なんですね。 しかし、メインストーリーが良いのに、皮肉にもモンタナちゃんは「退場」に近い扱いで気の毒。(爆) もちろん、それはAnna Belknapがまもなく産休に入るということなのですが、過去のトラウマがいきなり出てきて、無理にストーリーを作っている感じです。(爆) でも、実はマイアミとの合同捜査で「私だってこんな血まみれの場面を見たことはある」とひるまなかったのが伏線だったのに、すっかり忘れてしまっていたのでした。本当はシーズン1で使いたかったのでしょうけどね。 補足:見逃せないのが赤ん坊の名演技。誘拐されて恐怖に泣き叫ぶのは演技なのかどうかわかりませんが、これだけでも9点は固いです。(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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