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登場人物が少ない割に、ややこしい事件でしたね。感情が入り組んでなんだか舞台劇みたい?
お金持ちだからといって、幸せとは限らない、家族とはなんだろうというエピソードでした。 あと感情移入してしまうゴーレンにも注目。 タウンソン・ホテルの女性オーナー、ナン・ターナーが自宅のバスルームで遺体で発見される。 薬を飲んでの自殺という見方もあったが、検死の結果、エステ用のボトックスを大量に注射されての水死だとわかる。 ゴーレンはボトックスを扱う可能性のある美容師を探し、タウンソン・ホテルの美容師ジェイソンがボトックスを盗まれていたという証言を得る。 ホテル経営でやり手のナン・ターナーは夫のベンではなく、娘のジュリーに相続させることになっていたが、その婚約相手についてはかつて口を出して婚約破棄させていた。現在の婚約者ケン(ケネス)についても、金を払って別れさせるつもりだったらしい。 そのケンはタウンソン・ホテルを買収しようとしているライバルホテルと関わりのある会社に勤めていた。 始め、ケンが財産目当てでジュリーにナンを殺させたのかと疑ったが、ジュリーのアリバイがなく、ゴーレンはジュリーがホメオパシー療法をしているのを発見、ジュリーは偏頭痛の治療でボトックスをジェラルドから購入していた事を認める。 ジュリーへの尋問中、感情的になったジュリーがケンは、ナンから渡された手切れ金の小切手を破ったと明かす。ケンはその事をゴーレンにはしゃべっておらず、ゴーレンらはケンがジュリーをかばっていると考え、ジュリーを母親殺しで逮捕する。 ケンによると、ナンはジュリーの経営手腕を信じず、ホテルを潰す前に売り払うつもりだったという。 ゴーレンはジュリーの本心を探るために、支配的な母親に人生を奪われたと焚きつけるが、ジュリーは前の婚約者についてナンの判断は正しかったという。 ケンに対しては不貞を示す写真があったというが、それをナンは娘に見せようとしなかった。 ケンはクラブで男性とキスしている写真を撮られていたという。その相手はなんとジュリーの父、ベンだった。 ジュリーが誰かに母親を殺すように操られていたと考えたゴーレンらは、それがケンではなくジュリーの信託財産を狙う父親だと考え、おとり捜査でジュリーにケンとの間に子供ができて明日結婚すると父親に言わせる。 そうなると、自分が預かる財産がジュリーの子供に行ってしまうのでベンは結婚を思いとどまるように説得するが、興奮したジュリーは父親をナイフで刺してしまう。 ゴーレンは思いも寄らない展開になって激しいショックを受ける。 今回は非常にややこしくてあらすじは書けません。端折りました。(汗) 途中、結局婚約者のケン(ケネス)は父親とぐるだったのかどうかもよく判らず。 ナンの部下が身辺調査に関わっていなかったとしたら、ナンがケンの写真を手にしたのは父親ら? ナンを殺したのもジュリーで良いのですよね? 結局、母親は娘をとても愛していて、娘は頑固でかっとなりやすかった。父親は娘からどうやってホテル or 信託財産を奪うかを考えていた。 そんな感じですかね。 これで両親を殺傷することになって、彼女はもう救いようがないでしょう。SVUのようなオチでした。 一番印象に残ったのは、ジュリーに感情移入したゴーレンですね。自分も両親から過小評価され苦しんできたというので、最後の荒れ方は尋常じゃない。 イームズでも慰められないほど。 でも、隠し撮りで何かあるかも知れないというのはゴーレンでなくても予測できたはずですが。 イームズのお肌はきれいでボトックス知らずというのは笑えるところだったですね。 ジュリー役の人はどこかで見たなと思ったら「The Wire」のラッセル刑事(Amy Ryan)でした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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