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ゲストに「The Wire」や「Lost」のLance Reddickが出ていましたね。
やっぱりこの人が演じると怪しい役に見えてしまいます。(爆) ホームレスのレオ・ガーガス48歳が頭部を殴られて遺体でみつかる。発見された状況と死因が一致せず、妻と息子宛にまとまった金を持っていた。兄によるとガーガスは血を売っていたというが、その割には大金だった。 ガーガスの所属していたシェルターでは、1ヶ月前に転落死した48歳のホームレスがいた。調べていくと、頭部外傷を受けて事故で死んだホームレスが全部で14人いて、年齢も健康状態も似通っていた。ゴーレンはこれらが偶然の事故ではないと分析を始める。 ガーガスがホテルで健康診断を受けていた事が分かり、やがて100万ドルの生命保険をかけるためだったことがわかる。これは会社の重役クラスがかける保険で、受取人は海外のペーパーカンパニーになっており、何者かが健康な路上生活者に保険をかけて殺すという保険詐欺を働いていた疑いが出てきた。 犯人を探るため、保険業協会のアナリスト、スティーブンスに分析して貰ったところ「犯人はハートフォード大卒」と言い切る。数字と規則性に注目した分析にゴーレンは驚く。 ホームレスとの接点などから、保険会社に勤め、ホームレスの支援活動で表彰されたこともあるジャック・バーナードに疑いの目を向けたところ、バーナードは自宅でガス漏れ事故で死んでいた。 事件との関わりはありそうだが、バーナードからリベートを受け取って解雇されたフランス人の女が、バーナードのために海外の企業の登記書類を作ったという。 ただ、バーナードが殺すとは思っていなかったと言い、保険金の1400万ドルは見つかっていない。ゴーレンは次のターゲットを聞き出す。それによるとあと2人に保険をかける予定だったという。 実はレオには心臓疾患があり、わざわざ自分から保険会社に電話して制限条項に同意していたことから、ゴーレンはレオの弟ベンが保険金詐欺を知って犯人から保険金を脅し取ったと考え、問い詰める。 ターゲットは16人だったが、そのうちガーガスは元々の計画にはなく、バーナードが独自で引き入れ殺した。つまり、バーナードにはもう一人パートナーがおり、ガーガスを除いた殺害には規則性があることにゴーレンは気づく。バーナードは共犯者に知られることを恐れていた。 ゴーレンはスティーブンスが「5」にこだわるアスペルガー症候群であることを理解させ、自供へともちこむ。 スティーブンスは別れた妻を取り戻すために大金が必要だと思い込んでいた。 アスペルガー症候群というと、「ボストン・リーガル」や「HOUSE」などでも良く話題になり、このスティーブンスも見ていてすぐにそうじゃないかと思いました。 このシーズンが放送された頃は、まだ一般的には知られていない症状だったのかも知れませんね。 ただ、そう言う人が完全犯罪の主犯というのはあまり良い感じじゃありません。 バーナードが利用したというなら判りますが。それに、バーナードを殺したのは誰なのでしょう。自殺などしなさそうだし、ガーガスの弟でないとしたら、やはりバーナード? それはちょっと衝動的すぎるような気がして、彼のキャラクターに合っていないような。 あのLance Reddickですし、最後まで残って欲しかった。(爆) CSIにしてもそうですが、障害者やトランスジェンダーなどの被害者になりやすい立場の人をプロットの都合であえて犯人にするというのはずるいと思います。 とにかく、どうやって彼を有罪にするのか、バーナードは金をどこに隠したのか、時間が足りませんでしたね。 エイムズがゴーレンに「お兄さんみたいね」と言って、ゴーレンがうれしそうだったのがツボでした。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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