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カテゴリ:CSI:マイアミS7
おおお!シーズンフィナーレにふさわしい骨太のポリスアクションだ。これぞCSIマイアミだ!
無駄な演出やゲストのシーンもなく、今シーズンを通じて描かれたロシア・マフィア絡みのストーリーで一気に持って行きましたね。ラストはもちろんクリフハンガー。(泣) 先週が「静」のHoratioなら、今週は「動」ですね。内容的にもシーズン1のフィナーレを思い出すようなかっこよさでした。 うーん、来シーズンが待ち遠しい! "And They're Offed"で逮捕され、収監中のIvan Sarnoffが刑務所内で毒を盛られ、救急車で病院に急ぐことになった。何か起きそうな予感です。 案の定、救急車の前を遮ってコンバーチブルが止まり、土手っ腹からは黒のSUVが体当たりして救急車を踏切内へと押し出してしまう。そこに突っ込んでくる(本物の)貨物列車。 金がかかった久しぶりにど派手なアクションですね~ 救急車は貨物列車に追突されて大破し、かろうじて脱出したSarnoffは警護のHarris巡査の銃を奪って逃走する。何かあったら連絡しろと言われていたHarris巡査は、Horatioの頼みを聞いたために命を落とすことに。(泣) 「精一杯やりました。私には娘がいるんです…」 現場に現れ、手を取って死を見送るHoratioは後光が差していますよ。ちょっとびっくりしますが、Horatioは巡査のおでこにkiss。こうなると、Horatioは死に神か、それともお迎えの天使なのか。(爆) オープニングが長めに流れて、悲しみの表情をたたえたHoratioが「よしっ!」と立ち上がったところで、"Yeah !"とOPスタートです。 もう、この最初の5分間にマイアミの美学が全て込められていると言っても良いですね。 ちなみに、Dr.プライスはオープニングクレジットから外されておりました。これで来シーズンは新しい検死官が入るのでしょうね。 ともあれ、まんまと脱獄されてしまい、Horatioは"Frank, I'm done with these people!"と久しぶりに怒りを見せる。 Horatioが向かったのは、Sarnoffの系列のバー。姿を見せたYelinaをオーナーは「ベイビー」と呼ぶ。 そのオーナーは組織のナンバー2で、しかもYelinaがEric暗殺を依頼されたあのGregor Kasparovだった。 どうやらもうSarnoffとは手を切ったということらしいが、ここでYelinaはGregorと熱いKISS!! もー、2人ともkissする相手を間違えていませんか?(爆) とにかく、このときのHoratioの表情が微妙で、「おおそこまでやるか」という感じ。 「君たちは逃亡者をかくまっている。」「これは嫌がらせね。出て行って!」 HoratioはYelinaに、ぴしゃっと水をかけられてしまいました。 「お前を逮捕する。」 Yelinaは警官への暴行で逮捕されてしまいますが、この一連の動きは2人の間で決めていたことなのでしょうね。見ていて思わずニヤニヤしてしまいます。昔、Yelinaに美人局みたいなことをしたことがあったなあ~ 相変わらずナイスコンビネーションですね。YelinaもレイJr.のことは忘れてマタハリになっておりました。(笑) こうなると、Horatioもつい芝居がかって"Gregor, the show ain't over."と見栄を切る。 デイド署に戻った2人はお互いもニヤニヤしています。ここで「あいつとはどこまでの関係だ」と聞かないのは信頼しているから? 「大丈夫か?」「手錠て、ほんとに嫌なものね。それに連行されるなんて。」「疑われないためだ。」「わかってるわ。」 どうやら、Sarnoffは取引をして、マフィアの銃の密輸入の情報を当局に漏らしたらしい。そのためにブツを押さえられてしまったが、Gregorらはそれを取り戻そうと計画していて、HoratioはためらわずにYelinaを元に戻して現場を押さえるつもり。頼りとなるのはGPS発信器のみ。これは相当危険な仕事ですね。 ここまで危険な仕事をやらせるのなら、Ron SarisのようにConfidential Informantのような立場にしてしまえばよいのに。 コンバーチブルの持ち主は、ビバ・ヒルでなつかしいBrian Austin Greenでした。(しかし、オッサンになったな) お決まりの「奪われた」で話にならず。 もう一台のSUVから持ち主が判明し、「警官を殺したら刑務所でどういうことになるのか教えてやれ」というわけで、Frankが脅す脅す。Frankはこの後Greenも脅していましたね。(爆) Sarnoffは身内から命を狙われており、コンバーチブルを運転していたのがEricの実の親、シュローバだった。 父を守ろうとするEricと、彼は犯罪組織の人間だから一線を越えてはならないと言うCalleigh。今回、2人は初めて激しく対立しましたね。 しかし、Ericは単独で父親と会う。ギャングの道から抜け出すことはできないという父親だが、コンバーチブルの情報が匿名で送られてきたことから、CalleighはEricが父親と接触した事を疑う。 もし、それが公になればEricの立場は微妙なものとなり、Calleighとしてもそれを見過ごすことはできない。 ここでRyanが良い味を出しましたね。2人のことをそれとなく気にして、暗い顔のCalleighを元気づける。 釈放されたYelinaはGregorから疑われて、「俺に忠誠心を見せるなら日没までにSarnoffを殺せ、そうでなければお前があの墓穴に入る事になるぞ。」とここもまた定番のシーンです。(汗) Yelinaからの緊急連絡で、Sarnoffの組織が武器を盗んでいる現場へFull Swatが差し向けられる。 RyanもCalleighも応戦して、銃撃シーンはもう、マイアミの独断場ですね。NYみたいに防弾ベストは着用していませんが、みんな様になってかっこいいのです。 そして飛び出してきてCalleighが弾丸を撃ち込んだ外国車を運転していたのはなんとEricだった!? ショックを受けたCalleighは「私が撃った車にエリックが乗っていた!」と悲痛な叫びを上げる。 一方、Horatioは当然GPSを追ってYelinaを助けに向かう。(きゃ~) 血まみれで倒れているGregorに「この怪我では助からないのは判っているな?」というHoratio。銃が欲しいならSarnoffの行き先を言えというわけです。 危機一髪だったYelinaを意外にも救ったのはSarnoffで、YelinaはSarnoffに連れ去られた。 彼女がHoratioのナニだということは判っていたのか、ともかく人質にして逃走しようとするSarnoffをまるでクロヒョウのようにHoratioが追い詰める。 顔が写っていないのは、全部スタントダブルの人なんでしょうか。(爆) とにかく、しなやかな動きで美しい。 "Yelina !" 一瞬でしたね。まるでテレパシーで通じているように、Yelinaは身を伏せ、SarnoffはHoratioに倒される。 "Are you Okay ?" "Yeah, thank you." ”Let's go" 何事もなかったかのように歩き出す2人。感動的なハグの再会があるのかと思いましたが、お互いプロに徹していましたね。とにかく、カッコ良すぎます。 そして、ラスト。 エバーグレイズに乗り捨てられたEricが運転していた高級車には、血を被ったシュローバしかいない。 泣き出しそうな顔でHummerからCalleighが駆け寄ってくる。 「奴は私が罪を犯す前に助けようとしたんだ。私が覚えているのは奴が血を流していたことだけ。運転している途中でコントロールを失ったんだ。」 Ericは、本当にCalleighの銃弾を受けたのか、Ericは一体どこへいったのか、そして水辺に残る靴痕は何を意味しているのか。 H:"We'll find him." C:"We can't lose him." H:"Not gonna let that happen." もう、最後は涙をこらえるCalleighがかわいそうでかわいそうで。(泣) あ~どうなるんだろう?必ずシーズン8をやってもらわないと困ります。(爆) 個人的にはまた頭の怪我が作用して、記憶喪失になったとか(ベタな展開ですが)、あるいは他のロシアマフィアに連れ去られたとか。 Nataliaの出番が少なかったですね。 ゲストにほんの少しでしたが、タムリン・トミタが医師役で出てきました。彼女など、アジア系代表でMEでも良いのですけどね。 それと一度も出てきませんでしたが、Ron Sarisはどうやら、準レギュラーとして次のシーズンに持ち越されそうですね。 新しい検死官とAlexxのゲスト出演など、楽しみは続きます。 ホントに満足なシーズン7でした!秋まで待てないぞ。 "Take Me Home (Duet With Johnny Cash)" by Ramblin' Jack Elliott ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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