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ゲストに「ブラザーズ&シスターズ」のエミリー・ヴァンカンプが出ていました。
このエピソードの時期というと、ちょうど「エバーウッド」が終わった頃でしょうか。まだ、子供っぽさが残っていますよね。それでも、あい変わらず彼女の感情表現はすばらしいのですが、今回は幼い子役くんに持って行かれましたね。すごいわ。 なるほど、この子は「ダメージ」にも出ていたのか。 マフィア専門の弁護士、シドニー・トルックスの自宅が侵入され、妻がレイプされ惨殺された。別居中だったシドニーは息子のトミーを連れて自宅に戻ったところで、何者かに頭を殴られ意識を失う。トミーは犯人の顔を見ており、ショックを受けて何も語ろうとしない。 あまりの惨劇に、犯人はシドニーに恨みを持っているのではないかという。 一家の娘シャーロットの行方が不明だったが、ボーイフレンドのライアンの部屋に泊まっていることが判った。 シャーロットは母親との関係が悪く、父親は仕事の関係で嫌がらせを受けていたのであえて家を出て、私立探偵に調べさせていたという。 シドニーはマフィアのリッチー一家とトラブルになっており、息子のルチオから脅しを受けていたが、ルチオは殺していないという。 その後、意識を取り戻したシドニーは倒れる直前、自宅から娘が逃げ出していくのを見たという。 シャーロットはその日、高校の友人と自宅にある処方薬を持ち寄って飲むというパーティに行っていたという。かなりハイになって、途中で家に帰ったというが、母親の勤める製薬会社のサンプルなどを持ち込んだ可能性があった。 シャーロットの自宅地下室には、薬が散乱しており、トイレに残っていた尿を分析すると、地下室に落ちてきた薬の成分は検出されなかったが、アルコール濃度が高く、泥酔状態だったと判る。シャーロットは薬や酒の影響で、その夜の記憶はあいまいで、履いていた靴の裏から母親の血痕が見つかった事で、自分が殺したと自白する。そして、興奮してガラスを割って自殺をしようとする。 父親のシドニーは娘が情緒不安定で精神病による無罪を訴えるというので、Dr.ホアンがインタビューする。確かに、これまで母親とは喧嘩が多く、お互い手を出した事があるというので、ノヴァク検事補は、責任能力があるという。 しかし、トイレの尿は男性のもので、トミーがライアンの写真を見て犯人だと断定したために、ステイブラーとオリビアが逮捕に向かう。ライアンは逃走し、取り押さえたステイブラーの腕の中で急死してしまう。 その場を目撃した者が多くおり、さっそく内部捜査課がステイブラーが暴力的傾向があり、これまでも問題を起こしたことがあるとして、停職処分とする。 ワーナー検死医は、脾臓が破裂しており、殴られた末の失血死だというので、余計に不利となった。オリビアはステイブラーを救うために、自らシドニーに掛け合って、シャーロットから話を聞く。 シャーロットはパーティに行ったとき、先にライアンが自宅に帰ったので付いていくと、ライアンは地下室の薬をあさって帰ろうとしており、それを、見つけた母親が取り戻そうとしたという。 ライアンは母親を寝室に連れ込み、後で見に行くと母親は死んでいた。自分が殺したと言ったのは、薬の影響か、罪悪感で混乱したと考えられる。 しかし、世間ではライアンが急死した様子を撮影した動画が出回り、さらに立場が悪くなった。オリビアは内部捜査課にステイブラーを擁護する証言をする。 やがて、ワーナー検死医がステイブラーが行った心臓マッサージのせいで脾臓が破れ、その前にライアンは持病の心臓病で発作を起こし死んだ事が判ったという。 ステイブラーは不起訴になり、元妻のキャシーを訪れ、復縁を求める。 このエピソードも、犯人を捜すところから急にステイブラーの停職騒ぎになるという、SVUらしいいつもの展開でした。マフィアの脅しは全く時間稼ぎ。(笑) ただ、シャーロットが母親をそういう形(ソドミー)で殺すというのはちょっと考えにくいし、その部分でホアンが何も言わないのも変。 NYの裕福な高校生たちが、家庭にある薬を持ち寄ってカクテルにして飲むというのは、他の犯罪ドラマでもよく見かけましたね。アメリカ人が薬好きで、それが製薬会社の差し金だという話も。 ただまあ、このエピソードの見所は窮地に陥ったステイブラーをオリビアが身を挺して守ろうとしたパートナーシップの強さでしょうね。 それなのに(?)、ステイブラーは元妻のもとを訪ねて、君がないとやっていけないという。 デニとの浮気も結局はそれが原因だったのか。(爆) 少々、テンションが下がりますが、それでステイブラーが幸せになれるのだったら、しかたないですね。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 19, 2011 09:57:46 AM
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