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シーズンフィナーレ。
でも、すぐにシーズン10が始まります。 SVUについては本当に、休む間もなくずっと放送して本国放送とのタイムラグが小さくなってきました。ということは、ベンソン&ステイブラーコンビとも遠くない未来にお別れということですね。 今シーズンは豪華ゲストも多かったけれど、エピソードによってばらつきが大きかったしそろそろ終わりが近づいてきているような気がしました。 ゲストに「The Wire」や最近では「BONES」で顔を見せているDeirdre Lovejoyがこれで3回目の出演。彼女はCIにも出ているので、珍しくはないですね。 チェスター・レイク刑事が駐車場で警官と撃ち合いをしたという知らせが入り、クレイゲンがSVUで捜査をするという。レイクはブルックリン時代に同僚だったクラリック刑事を撃ち殺しており、自身も怪我をしていた。 48時間以内はレイクに尋問することはできず、レイク自身も相棒のフィンにさえ何も語ろうとしない。 科学捜査班は撃ち合いの行われた現場の3Dスキャンを行い、弾道などを調べる。検死ではレイクの弾が5発当たっており、そのうち3発は後ろから当たっていた。 手が出せない状態のSVUはレイクが毎月同じ時期にフィラデルフィアに連絡を取っていた事を知る。 10年前にレイクが担当した未解決の少女レイプ殺人事件について、最初に現場に駆けつけたクラリックに再聴取する予定だったという。 レイクが接触していたのは、フィラデルフィアの犯罪学者ペン・フィールディングだった。フィールディングは「ビドック」という団体と共に未解決事件を解決に導くため毎月公聴会を開いていて、警察は「ビドック」を煙たがっていた。 やがてレイクは病室から姿を消し、担当はSVUからFAT(逃亡者逮捕部隊)へと引き継がれる事になった。レイクの命が危ない。ステイブラーはフィンがわざとレイクを逃がしたのではないかと疑い、2人は対立する。 SVUは独自にアリッサ・ヘルナンデスのレイプ殺人事件を調べ始める。アリッサを最後に見たのは同級生のセシリア・クルーズで、証言があいまいだったという。犯人はコンドームを使い、通報を受けて最初に駆けつけたのがクラリックで、レイクはクラリックと会う前、公衆電話から着信があった。 当時の証拠品は保管中に汚染されて、クラリックとレイクが貸し出ししていたという。 レイクの相棒だったメドースに話を聞くと、セシリアはその後行方をくらましていて、事件当時は痣があったという。彼女もレイプされて口止めされていたのではないか。 アリッサの父親はレイクから電話があったことを認める。セシリアの居場所を知っていたのでそちらに向かうと、尋ねてきたレイクが血を流しているのを見て、セシリアはレイクを病院に連れて行ったという。 こうなるとレイクは人質を取って逃亡している状態となってしまう。 現場の3Dスキャンによると、現場には第3の射手がいたことが判る。使われたのは警察仕様の銃弾ばかりだった。 ステイブラーとオリビアはクラリックの未亡人に会いに行くが、そこにはFATのジェンセン、クレイン、同僚のフォースターがいた。ジェンセンは頑なな態度を取り2人を追い出す。 SVUはクラリックの人間関係を探る事にする。ジェンセンもクレインもクラリックとは長いつきあいがあった。 証拠品を調べ直すと、アリッサの爪の間からクラリックのDNAが見つかった。 レイクの目撃情報があり、FATが包囲する中フィンが中に入っていく。レイクは捨て鉢な態度でフィンに銃を向け、殺されても構わないという。 フィンの説得に、レイクは「真相を教える」とジェンセンに呼び出され急に撃たれたという。暗闇で第3の射手の顔は見ていないが、一緒にいたセシリアはもう一人のレイプ犯の顔は判るという。 裁判でも証言するというので、レイクは投降する事になったが、狙撃手のジェンセンがレイクを狙っており、間一髪ステイブラーが狙撃を止める。 クレインは警官として過剰攻撃や性的虐待などで問題になっていたという。 10年前のレイプ殺人事件で証言をしたセシリアは、アリッサと下校中に喧嘩をしていたら2人組の警官に仲裁され、家まで送ってあげようと車に乗せられたという。 その2人が自分たちを襲い、抵抗したアリッサは黙らせようとして殺されてしまった。セシリアは黙っていると約束をし、隙を見て逃げたという。 しかし、弁護側はセシリアが不法移民で、証言と引き替えに検察から見返りを得るのだろうと攻撃する。 検出された精・液サンプルは不完全で部分的にしかクレインと一致していないのでワーナー検死医は証拠には使えないという。ケイシーは偽証して欲しいと頼んで断られる。 裁判ではレイクが証言し、クラックが精・液サンプルを持ち出そうとしていたことを知り、クラリックと口論になり2人は撃たれたという。そして、射手は確かにクレインだと証言する。 弁護側は検察が不十分なサンプルだと知って証拠を提出し、報告書を隠し、また信頼できない証人を使ったと責める。 さらに、フィールディングを証人として呼び、DNA検査についての証言と過去の論文との矛盾を突く。 評決は割れ、多数決でクレインは無罪となる。アリッサは移民局に身柄を拘束され、レイクはクレイゲンに異動願いを提出した後姿を消す。フィンはステイブラーの思い込みの強さを批判する。 ケイシーが提出した再起訴は却下されただけでなく、ケイシーは法律家として違法行為をしたとして、上司から停職処分となる。 そして、レイクはクレインを射殺してまた逮捕されるのだった。 最後はこれでもかというくらいのチームバラバラで、まさに降板させるための展開でしたね。 ただ、ノヴァク検事補についてはかなり長くなってきましたし、本家の女性検事補さんたちのことを思うと、そろそろ交代しても良いかなという感じです。 ちなみに、シーズン10からはあの人がカムバック? レイクはマンチの体調が悪そうな間に、フィンの良い相棒として印象が良かっただけに、こういう終わり方はout of characterだと思いました。 ただ、最近マンチの出番が増えてきましたから、もしかしたらそういう役割だったのかも。 警察の中に犯人がいて、内部で闘わなくてはならないというのはあまり気分の良いものではないですね。 しかも、銃を向け合うなんて。 裁判で残念な結果に終わっても、それがシステムだから仕方ないという風な余韻を持たせていたシリーズだったので、警察官が恨みを果たして終わるというのは本当に残念。 ただ、クリフハンガーぽい気分にはなりました。 次週からは、どういう風に変化するのか楽しみでもあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 9, 2011 09:51:22 AM
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