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たまたま「依存症」ということでクローザーと重なりましたが、いろんな依存症があるものですね。
脳のある部位が性衝動と関係があるらしいということなので、それなら生まれ持った傾向とも言えるのかも知れません。 であれば、セラピーや行動療法で治せるのかどうか。 できなければ刑務所に入れて、罪の重さを認識できるまで向き合わせるのか。 SVUの永遠のテーマですね。 ゲストのJeremy Ironsがメインで印象に残りました。 「クリミナル・マインド」のAJクックも出ていました。やはりかわいいなあ。意外と小柄だったんですね。 奇妙な仮面を付けた男が室内に侵入し、医師のデビーがレイプされているところに、同居しているパートナーのアンが帰宅し、犯人はアンを殴って逃げる。 アンは緊急脳手術を受ける。デビーはオリビアの聴取を後回しにしてアンに付き添うという。 アンは産婦人科医として、人工授精に関わっていたため、脅されることも多かったという。 しかし、犯人の仮面を見てDr.ホアンは何かの儀式を行っているのかも知れないという。 やがてアンの父親ジャクソン医師が現れ、娘とは長年疎遠だったという。 デビーが事件の事を思い出して「犯人はファルマを治すと言っていた」というと、ジャクソンは何かを知っているようだった。 2006年にリッチモンドで良く似たマスクを被った犯人による連続レイプ事件があり、その時にジャクソン医師がセラピーを行っていたことから、今回のレイプ事件のターゲットはデビーではなく、アンだったのではないかと追及すると、ジャクソンは患者の秘匿特権を楯に何も話せないという。 実はジャクソンは精神科医で、自分自身がセックス依存症だったと自伝を書き公表していた。 ファルマスはジャクソンの家族が夏を過ごした避暑地だと判るが、相変わらずジャクソンは患者を守ろうとする。 しかしDr.ホアンがジャクソンに理解を示し、ファルマスでアンに何があったのか尋ねる。 ついにジャクソンはアンが16歳の時、ゲイであることをカミングアウトして、夫婦はそれを受け入れたにもかかわらず、アンとはそれっきり会っていないということを認める。 ジャクソンはその頃アルコール依存で、はっきり記憶がないといい、セックス依存で妻が自殺したと言う。 犯人の仮面はインドの愛の神カーマを象徴しており、セックスで罪を浄めるという意味があり、SVUの問い詰めにジャクソンはもしかしたら自分が20年前にアンをレイプしたのではないかという。それを無意識に押し込めていたのだという。 父親による衝撃の告白を、意識を取り戻したアンに確かめようとするが、アンはまた発作を起こし重体となってしまう。 デビーはアンの子供の頃の友人リンダにファルマスの事を聞いて見るという。 ホアンは仮面を使ったレイプ事件が他州でも起きていて、事件が起こった都市にはジャクソンのセックス依存症の患者のための診療所があるという。 犯人はそこでグループ治療を受けている時に、他人のレイプ経験を聞いて再現しているのではないか。 ところが、新たにまた事件が発生し、ストリッパーのホリーが襲われた。 ホリーは学生の時に教授にレイプされた話をグループセラピーで話しており、犯人にはナイフで防戦したという。 SVUはそのナイフに犯人の血液が付いているかどうか調べる事にする。 ステイブラーはジャクソンがアンに付き添っている間に、自分も患者だと偽りグループセラピーにおとり捜査に入った。 グループメンバーの中に、腕に切り傷がある犯人を探すが、長袖を着ているため確認できない。 一方、女性の患者のコートニーはステイブラーに関心を持ち関係を迫る。 セラピーに戻ってきたジャクソンは、ステイブラーの存在に気付き帰るように言うが、ステイブラーは自分が罪を犯した罪悪感があるから、犯人の罪をかばうのだろうと追及する。 ジャクソンは心を入れ替え、警察に協力することにするが、アンの友人リンダが現れ、ファルマスで起こった出来事は、リンダとジャクソンの間の合意の上の行為で、アンはリンダに好意を持っていたため、出来事に怒ってしまったのだと明かす。 ジャクソンとステイブラーがセラピーに戻って参加者の腕の傷を確認するが、該当する者はいなかった。 ジャクソンは施設で患者のファイルを管理する従業員のキンケイドがコートニーと姿を消している事に気付く。 ステイブラーがコートニーに電話を入れると、ステイブラーと会う約束をしていると言い、そこにマスクの男が現れた。 ステイブラーは現地に向かい、コートニーを襲おうとしているキンケイドを逮捕する。 その後、おとり捜査がばれ、信頼を失ったためジャクソンの診療所から患者の姿は消えたが、今後はジャクソンは娘に付き添ってやりたいという。 自分が患者だから助けを求める人を放っておけない、理解する事ができるというのはありがちな展開ですね。 でも、セラピーに来ている人はあまり自分を変えようとは思っていない雰囲気で、もちろん悩んでいるのでしょうが、果たして治療の役に立っているのかどうかという診療所でした。 で、キンケイド氏は隠れセックス依存症だったのですね。 きっと他人の告白を聞くのは蜜の味だったでしょう。コピーキャットというか、他人になりきって再現してみるという心理は判るような判らないような、そこをジャクソン医師に分析してもらいたいところです。 ホアンはジャクソンのことを憧れの先生です、とハートマークで持ち上げましたが、それがヨイショだと気付かないというのも、この先生、頼りないです。 それにしても、自らレイプされながらも恋人を心配するデビーは芯が強くて立派ですね。 キンケイド氏はアンがデビーと同居していることは知らなかったんですね。住所はジャクソンの個人データから盗み見たのでしょうか。 「あんた、刑事ね」とコートニーに狙われるステイブラー、判りすぎです。(笑) SVUでは妻にしか悪い男になれないステイブラーですが、彼が本当に悪い子になるのも見てみたいな。 新天地の「True Blood」での活躍を早く見たいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2013 05:30:07 PM
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