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王道のテーマで、アメリカで児童ポルノがどれほど厳しく取り締まられているか、改めて理解しました。
実態がそれほど酷いということなのかも知れませんが、日本でも、こういった専門の部署があれば良いですね。 地域の警察だけではとても追及しきれないなと思います。 元ボクシングのチャンプで、今は人気バーベキューチェーン店を経営しているテディ・ホーキンスが、未成年を相手に性犯罪を行っているという情報で、SVUが潜入捜査を行う。 若い女性にモデルにならないかと、服を脱がせて写真を撮り、自分のベルトに手をかけたところで逮捕する。 テディは不当逮捕だと言い、児童ポルノの所持など、直接の証拠は見つからなかった。 検察はマスコミに晒すと脅しをかけるが、テディは他にも「大物」がいると、取引を持ちかける。 テディによると、定刻に動画をアップロードする提供者がいると言い、そのサイトのパスワードを教えるという。 取引を受け入れ、3人の犯人を順番に捕らえていくが、3人目は隣人の部屋においたモデムを使っていた。 SVUがその家を訪ねると、何とハンク・エイブラハム本部長補佐とピッパ・コックス検事補の自宅だった。 何も知らないピッパはSVUを夫の書斎に通し、SVUはアップロードしている最中のハンクを逮捕する。 相手が相手だけに、SVUは手順を踏み、内部捜査のタッカーまで呼び出して捜査を進めるが、引き出しの裏に隠された記録メディアが決定的となる。 それでもハンクは自分ははめられたと主張し、現実を理解しようとしない。 ピッパはオリビアに濡れ衣ではないかと訴える。 オリビアはプロトコルで、夫妻の子供たちからも父親についてインタビューしなければならないと説得する。 幸い、子供たちが性的な被害を受けている事はなかったが、取引を受け入れなかったハンクは事態をマスコミに知られて、大騒ぎとなった。 その影響で、ピッパは子供とは無関係の仕事に追いやられ、自分たちもマスコミに追われこれまでの生活を失うなど、その怒りの矛先がオリビアへと向く。 ハンクはやっと依存症だったと罪を認め、自宅で軟禁状態となるが、取引するにはすでに時遅く、FBIが捜査に乗り出すため、動画一つにつき5年、最高20~30年の刑になるという。 ハンクは自殺未遂を起こすが、ピッパに救われ、やっと現実を受け入れる事になった。 今後20年間は性犯罪者として登録されることになる。 一方で、テディは未成年の客に酒を提供したという微罪だけに問われ、1000万ドルの基金を依存症患者や性犯罪の被害者の支援のために寄付するという。 ドッズは負傷してリハビリ中だったが、立てこもり事件の活躍が関連部署の目にとまり、父親のドッズ警視正は息子を合同テロ対策チームに推薦するという。 そのためにも、復帰したらすぐに警部補昇進試験を受けろという。 ドッズはオリビアに相談し、オリビアは自分自身で決めるようにと答える。 ドッズはもう少しSVUにいたいと父親に告げる。 最後のタッカーとオリビアで決まりですね。 なんだ、腕なんか組んじゃって。(笑) これまででは一番お堅い相手かも知れませんが、酸いも甘いも知り尽くしたオリビアなので、今度こそはちゃんとした相手を選んだのかも? ドッズはせっかく良いキャラなのでせめて今シーズン一杯はいて欲しいなと思います。 5年計画で息子を出世させようという父親に操られていては、いつまでたっても本物にはなれない。 どうせ、将来は政治家にさせたいのでしょうね。どの世界も同じですね。 バーバと張り合っているように見えたコンサルタントのハンクは、こういうオチだったのですね。 出世ばかり頭にあって、何がいけないかが見えていなかったのか。 自分は動画を作成したわけでも、子供たちに手をかけたわけでもない、という言い分は全く通りませんね。 持っているだけ、アップロードしただけで捕まるという事がよくわかりました。 さらに、そういうことをすると家族がみな不幸になり、キャリアも何もかも失ってしまうということも肝に銘じておかないと。 テディが上手く生き延びたのがしゃくに障りますが、こういうのがアメリカの司法制度なのだな、と思いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Law&Order:性犯罪特捜班 S2-20] カテゴリの最新記事
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