いよいよ、最終話に向かって緊迫してきましたね。
レッドらしさも戻ってきました。
トムが撮影した謎の女について、民間の警備会社ハルシオン・イージスを夫婦で経営する、レッドはスーザン・スコティ・ハーグレイブだという。
彼らの会社は闇で軍事行動や情報を提供しており、レッドはスコティに直接会いたいとメッセージを送る。
クーパーはパナベイカーからローワンに関わる捜査から手を引くように言われ、トムを雇ったことをチームに告げる。
リズが死ぬ事になった教会での襲撃は、ハルシオンに雇われたソロモンの指揮で行われ、金融コンサルタントのストルダーは何かを隠している。
クーパーはトムに秘書のアマンダ・ビグロウを調べるように言う。
レッドは「結社」のヒッチンに、ハーグレイブとソロモンを手渡すよう迫る。
ヒッチンはソロモンを切って処刑しようとしたというが、レッドはあくまでリズを死なせた責任があると引かない。
政府の仕事があるとして、ハルシオンの関係者を呼び出し、殺してメッセージを送るが、それでもスコティは動かない。
クーパーはスコティ逮捕の手続きを踏もうと、連邦検事の友人に話すが断られてしまう。
トムはアマンダの行きつけのカフェで接触を試み、PCのデータを盗むことに失敗するが、デートの約束を取り付ける。
殺されたハルシオンの関係者の携帯には、取引相手と思われる人物の番号があり、レスラーとナヴァービが後を追う。
本人は取り逃がすが、ヴェスタント石油の副社長サミュエル・ランドであることが判る。
レッドはランドの家に乗り込み、脅してハルシオンとの契約内容を聞き出す。
それによると、ライバル会社がテロリストから原油を買っている事がわかり、ハルシオンを雇って何とかしようと考えていたようだ。
ライバルのケロゲント社がアムステルダム港に大量の原油を運び込むのを妨害しようとしていると考え、FBIが現場を監視していると、ローワンが現れた。
ローワンはコンテナに隠された原油を爆弾を使って、大爆発を起こそうと試みるが、突撃部隊の活躍で阻止された。
トムはアマンダの家でデートをして、PCからデータを盗む事に成功する。
ストルダーの通話内容がチェックでき、ハーグレイブがボスの命令でリズを誘拐するよう、ハルシオンに依頼した事がわかる。
そもそも、最初の依頼はレッドを殺せというものだった。
レッドはスコティに直接連絡し、会いたいと伝える。
スコティはレッドが逮捕される危険がある空港を面会場所に指定する。
しかし、それはレッドを殺すための罠だった。
レッドは巧みにチェックをすり抜けて空港に入り、スコティを目の前にするが、空港警察に見つかって拘束されてしまう。
それでも、一人の警官がハルシオンの関係者で、レッドを誘拐しようとした。
レッドは先を読み、男を制圧すると、男を利用してスコティが待っている場所に向かう。
レッドはスコティの部下を殺し、ハルシオンにリズを誘拐しろと依頼した人物を聞き出す。
スコティはアレキザンダー・カークだと答え、リズを殺すつもりはなかったという。
それを聞いたレッドは、スコティに寝返るようにいうが。
リズが死んだのはお前たちのせいだ、というレッドはしつこい印象ですね。
自分が守りきれなかった反省や怒りの矛先があっちこっちに向いているのかな。よほど、自分のせいじゃないと言いたいみたい。
ハルシオンは政府からも仕事を受けているので、個別の依頼内容に善悪の違いはないのかも知れません。
ちなみに、スコティ役のファムケ・ヤンセンはスピンオフのキャストということなので、単なる悪役ではなさそう。
そして、リズを誘拐しろと依頼したのはリズの母親ではないという事がわかったので、やはり、リズのママはもう死んでいると見たらよいのだろうか。
今シーズンのラスボスはアレキザンダー・カークだそうで、ついにリズの敵を討つ血を血で洗う戦いが見られるのでしょう。ソロモンはまだ残っていますよね。
そして、チーム解散前に、アラムの告白も?
トムが「新しいキーン捜査官」というのが笑えました。
アラムも気にしていましたが、女性の心を掴むのが上手いトムも、本音ではリズの面影を追いかけていて、キャラクターが洗浄されたようなイメージですね。
そうでないと、「最初は仕事だったけど、本気になった」という告白が嘘になる。(笑)