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カテゴリ:The Blacklist
今シーズン、リズがレッドに復讐をするという大前提の中で、レッドに何かしら変化が出てきたのかなと感じています。
そして、クーパーがリズの代理になったという感じですね。 ラキーティンの候補が4人に絞られ、クーパーはそれぞれに監視の目を強めるように命じる。 レッドは新たなブラックリスター、キャプテン・キッドを捜査するようにいう。 本来はドラッグなどの仲買人だが、取引の支払いや集荷、配達まで行うのに、宝探しのような方法を取る。 売り手から品物を受け入れると隠し場所にそれを隠し、買い手からの入金を確認して品物を新たに隠してある場所をGPSで伝える。 最近、廃屋に隠してあったフェンタニルをたまたま子供が見つけてしまい、吸い込んで重体となる事件があった。 実は、キャプテン・キッドが扱う品物はドラッグだけではなく、あらゆる密輸品や「人」も仲介するという。 レッドはサウジ出身のサフィヤ・マルーンという女性が売買されるため、ターゲットになっているという。 マルーンは祖国で自由を奪われアメリカに亡命したことから、サウジの弾圧と戦う象徴となっている。 同じ境遇の女性や性的少数派を祖国から逃がすなど、アメリカでは支援活動をしており、サウジの秘密警察がタウンゼントに拉致を依頼したようだ。 キャプテン・キッドは捕まえたマルーンを土の中に「保管」し、引き渡した後マルーンは殺されるだろう。 レスラーとアラムがマルーンの自宅を訪れた時にはすでにマルーンは誘拐された後だった。 一緒にいた夫は怪我をして、血文字でNORAという言葉を残していた。 アラムはセキュリティシステムのコードだと察し、防犯カメラの映像を調べる。 ラキーティンを尾行していたパクは、ラキーティンに尾行に気づかれて姿を消した場所がレッドのレストランの近くであることから、パターソンという人物がラキーティンだと確信する。 ダークウェブで違法ドラッグを買って受け渡し方を試したアラムは、一件だけGPSで受け渡し場所を指示してきたと報告する。 実際にその場所にドラッグはなく、近くのタクシーのカーナビのカメラにドラッグを盗んだらしい男の姿が映っていた。 持っていたコーヒーカップから本人を突き止めると、自分は「シーカー」だという。 キッドの手下は「ドロッパー」と言われ、宝を隠す。 それを探してお宝を盗むのがシーカーらしい。 盗んだドラッグを科学分析部で調べたところ、比較するサンプルが別物にすり替わっていることがわかった。 事件で押収した証拠品を検査し、報告書を出した後は証拠保管庫から動かすことはない。 つまり、誰かがドラッグを偽物とすり替えているのだという。 ラキーティンはFBIに尾行さているとレッドに訴え、レッドの身も危ないので何とかしろという。 しかし、レッドはひたすらクーパーのことは自分に任せろと言って、モスクワには何も言うなと牽制する。 科学分析部の技師タイラーは検査済みのドラッグを流通ネットワークに流していることを認める。 レスラーの厳しい尋問で、キッドの情報が得られたためFBIが踏み込みキッドを逮捕する。 キッドことウィリアム・ベネディクトはマルーンの取引については免責なしには何も語ろうとしない。 クーパーは取引は認めず、脅してでもキッドから情報を引き出せとレスラーに命じる。 レッドはキッドが逮捕されたと聞いて「郵便局」に現れ、クーパーはラキーティンの本性を暴いたとレッドに突きつける。 相変わらずレッドは、私はこの国を裏切っていないと主張し、クーパーは友人であり、リズがレッドを殺そうとする理由を見つけようとしているにすぎないという。 クーパーは間違って思い込み、解けもしないパズルに奮闘している。 ただ、レッドの知人や友人らはクーパーに何をするかわからない。 今回のことは全てレッドとリズの問題であり、そのことでクーパーに危険が及べばリズも悲しむだろう。 クーパーは考えを変え、レスラーにキッドと取引をしてでも、マルーンの居場所を聞き出せという。 レッドを信じるよりはリズを選ぶ。 マルーンを見つけることで、レッドより先にリズを見つけたい。 免責を条件にキッドはマルーンを埋めた場所を明かす。 しかし、買い手が先にそこに向かっているだろう。 クーパーが衛星画像で捜査範囲を確認しながら、レスラーとアラムが現地に向かう。 土の中から掘り出されたマルーンは、国の王族に見せるため、動画撮影で処刑されるところだった。 しかし、自ら反撃して男たちを倒しそこにFBIが到着する。 逮捕した工作員を尋問しようとしたFBIだったが、口を割らない。 そのころ、保護していたキッドがタウンゼントに連れ去られていた。 クーパーはマルーンの誘拐事件を司法省に相談するつもりだったが、逮捕した男は無罪放免せよとの指示が下る。 サウジの王族らにとって、マルーンは脅威で今回のことを立件することはアメリカの国益には利しないということらしい。 デンベはレッドがクーパーと争うとリズが傷つくことになり、クーパーはキッドの情報をレッドに渡さなかったことで、結局タウンゼントに関する情報は得られなかったという。 追い詰められたリズはタウンゼントと組んだが、クーパーと争いながらタウンゼントとは戦えない、休戦するべきだ。 そして、東の友人はそろそろ我慢の限界なのでは? そのころ、モスクワではラキーティンが東の友人と会っていた。 レッドがFBIの動きを止められず、友人はクーパーの暗殺指令を出す。 レッドが「私は国を裏切っていない。情報を他国に漏らしていない。」というのは、真実だとしたら「今は」という意味ですよね。 モスクワの友人と30年かけて地位と財産を築いてきた間に、当然そういったことをしてきたはずだし、カタリーナにN13の汚名を着せたのは事実のはず。 リズと同様にクーパーはそう思っているし、私もそう思いながら見てきました。 でも「私自身がパズルだ」というのに、引っ掛かりがありますね。 もしかしたら、思ってきたこととは違うのか、レッドは誰かのために、何かのために尽力しているのか。 このシリーズを見続ける理由は、もうこれを明らかしたいということにつきます。 レッドがFBIと組んでいることをラキーティン&モスクワの友人は知らないのかな? だったら、レッドが彼らを裏切っていることになります。 レッドは変わりつつあるのか?(リズとクーパーのために) クーパーが犯罪者に操られて、見て見ぬ振りをするのは終わりだと言いながら、やはり取引を認めたのはレッドを出し抜くためで、結果的に犯罪者を法にもとづいて裁くことはできなかった。 皮肉にも、これまで何かとお墨付きをもらってきた司法省からマルーンの誘拐事件については容疑者を無罪放免せよと言われて、クーパーは従わざるを得なかった。 役人ですからしかたないけど、残念ですね。 正義はどこに?悶々します。 さらに、タウンゼントは一枚も二枚も上手でキッドは奪われ、リズへの手がかりは失われた。 次週はどうやらクーパーに危機が迫るらしく、クーパーとレッドは共闘するしかないでしょうね。 アラムがサーカスにいたことがある、というのはこの先に何かあるのかしら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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