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カテゴリ:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 S20-
『高等教育』
わくわく楽しい準レギュラー、あの人の登場回ですね。 なんでこう、満足度高いかなあ。 海軍予備役将校訓練部隊(NROTC)の演習に参加する予定だったウィリアム・ワトソンが路上で服を脱いでいき、道路に飛び出した上、車に轢かれて死んだ。 体温が40度以上あり熱中症の症状を示している。 持ち物に携帯電話がなく、近くのカフェのレシートがあるため向かいの店の防犯カメラの映像を取り寄せることにする。 ワトソンはカードを持たず、銀行口座もなく現金で支払いをしているようだが、高額なスニーカーを履いていた。 麻薬の取引でもしているのかと考えるが、ワトソンに会っていたのは何とデライラだった。 ワトソンとデライラは親しげに話ながら、裏口からカフェに入っていく。 デライラはウェイバリー大学で基礎暗号学を非常勤講師として教えており、ワトソンもウェイバリーの学生だった。 おそらく、デライラの教え子なのだろう。 パーカーとマクギーが授業中のデライラを訪ねる。 デライラはワトソンが死亡したことを知りショックを受ける。 成績が優秀なワトソンとは、彼の研究プロジェクトについて話し合うため毎週会っていたという。 ケイシーの毒物検査で合成麻薬が検出された。 ただし致死量ではなく、体温が上昇したのはセロトニン症候群だったという。 MADAとMAOI阻害薬が反応して合併症を起こした結果と考えられ、事故だった可能性もある。 ワトソンが加入している社交クラブの寮を訪ねると、同室のローガンはワトソンは薬をやらない真面目な男だったという。 成績優秀で他の連中とは違うということだったが、ベッドのマットレスの中からPCが見つかる。 分析したケイシーによると、アメリカ陸軍のアルゴリズムが入っており、士官候補生の身分ではアクセスできないような内容だった。 ワトソンは複数の政府機関のコードライブラリを保管しており、それらを組み合わせて、最強な暗号を作り上げていた。 このアクセスキーを用いれば、どんなセキュリティもかいくぐることができ、悪人の手に渡れば大変なことになる。 しかしどうやってシステムに侵入したのか。 マクギーはデライラのアクセス権を使ったと考え、本人に話を聞く。 ワトソンはコンピュータ科学専攻の優秀な1年生ではあるが、そういうことをするとは思えない。 ただ、プログラムを見ていたデライラは自分が大学院生の時に作ったコードが使われていると指摘する。 指導の中で、過去の失敗を見せて励まそうと見せたものをワトソンがコピーしていたらしい。 意図しなかったこととは言え、デライラは責任を感じる。 マクギーがワトソンのことを秘密にしてなければ、もっと早く対応できたかもというと、デライラは秘密にした覚えはないと言い、夫婦は微妙な雰囲気になる。 ケイシーによると、ワトソンはUSBに暗号キーをダウンロードしたようで、遺留品の中にUSBはなく、身につけていたキーチェーンからむしり取ったような跡があった。 デライラと面会した時はUSBがそこにあったことは確認されており、キーチェーンから漂白剤の成分が検出されたことから、社交クラブの先輩を尋問する。 新入生は上級生の洗濯を任されており、ワトソンが漂白剤を使って洗濯を失敗したとこぼしていたマイクは、キーチェーンを触ったことを否定する。 ワトソンは秘密主義で何も言わないタイプだったので、USBのことは知らないと言い、ワトソンの部屋を漁っていたジャレッドをワトソンが殴ったという。 ジャレッドは海外口座に50万ドルを持っており、社交クラブに入った時に金が振り込まれていた。 ワトソンのキーのことを知っていて社交クラブに入ったのか。 NCISが寮でジャレッドを待ち構えていると、NCISの姿を見たジャレッドが逃亡する。 「モリーのトリミング」というバンに乗り込んで逃げたのを見て、パーカーはFBIの潜入捜査用の車だという。 ジャレッドこと、クラークソン捜査官は大学に潜み知的財産を盗む外国人スパイを追うため、学生に扮して潜入捜査をしていた。 ワトソンはベラルーシの人物に雇われたことがわかっており、クラークソンはワトソンの携帯のクローンを作ることまでは成功したが、高度な暗号でやり取りされており、解読できていないという。 NCISは解読作業を引き受けるが、さすがにケイシーでも解読できず、デライラに頼ることにする。 マクギーは久しぶりに小説を書き始めていたが、ギブスがいない今、行き詰まっていた。 デライラはそのことに気づいており、新しい創作のミューズが必要だと励ます。 夫婦は仲直りし、デライラはワトソンの携帯を解読する。 事件当日、ワトソンはベラルーシのハンドラーと会う予定だった。 そのハンドラーとは、デライラの助手エヴリンだった、 エヴリンはマクギーのことをデライラから聞いており、小説のファンだという。 キーを作ったものの、ワトソンは大学生活を楽しみ初めて、エヴリンにとってお荷物になっていたのだろうと、メッセージの内容を突きつけて追及するが、エヴリンは自分にはアリバイがあると言い張る。 確かに図書館にいたというアリバイは成立し、USBは未回収のままだ。 デライラはワトソンのクラスメイトなら、アクセスキーの価値を知っているはずといい、落第点を取って教科途中で辞めたローガンに目をつける。 ローガンは2日前に大学のサーバーに侵入していた。 大学のキャンパスでローガンを捕らえて話を聞くと、ワトソンからUSBを借りて返すつもりだったという。 そのため薬を使ったが、ワトソンがああなるとは思わなかった。 目的は、社交クラブの雑用で振るわない成績を書き換えるためだった。 マクギーは新しいミューズが現れたという。 新作は天才暗号学者のデレナ・フレミングになるという。 エヴリンは最初から怪しかったですね。 先生の旦那さん、NCISの捜査官でミステリー小説の作家、よく知っています、会いたかったです~て、ワーワー言うので、嫌でも印象に残ります。 ローガンの目的もすぐに想像がつきますけど、同室のワトソンを死なせて罪悪感はないのだろうか。 そういえば、大学寮でルームメイトが自殺したら、オールAを与えるというような本当かどうかわからない話がありましたっけ。 マクギーが一言添えても良かったかも。 デライラ、事件解決に大活躍でかっこ良かったですね。 着ていたお洋服もおしゃれだった。 なぜ今頃になって小説を?と思いますが、「デライラも使える!」と制作陣が気がついたということでしょうか。 双子が学校に入るまで待っていたとか。(笑) ミステリー作家と車椅子探偵で、事件を解決!のスタイルが、先先シーズンくらいから定着しましたね。 ギブスがいなくなるまでは小説は順調だったのかどうかはわかりませんが、新キャラクター誕生は良い傾向だと思います。 ナイトやトーレスが自分のキャラクターはこうしてほしいとか、BONESにもそのような会話がありましたね。 当分このネタで盛り上がりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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