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これ、実際の事件を参考にしているのでしょうか。
非常に気分が悪い(どの犯罪も気分が悪いですが)、途中で何度も「はぁ?」と言いたくなりました。 ゲストの子が上手かったですね。 ディベート大会に参加するためNYCを訪れていた女子高校生ナオミ・ヘイエスが、自校のスクールバスに放火し、ナイフを手にホテルの前で呆然としているところを逮捕された。 対応した14分署の警官は、様子が変でズボンが裏返しになっていることから、性犯罪に遭った可能性も考慮し、SVUに通報した。 ナオミは17歳で、非常に優秀、バーチフィールド校のディベートチームのスターだ。 オリビアとマンシーの問いかけにナオミは関わってほしくないという態度で、放火した理由についても話そうとしない。 トラウマを抱えると人は思いもよらない行動をするものだと、心を開こうとするが、議論の得意なナオミは言葉尻を捕えて反論する。 同じホテルに宿泊していたディベート部のコーチ、ヤング夫妻が警察に付き添っているが、放火事件なのに性犯罪に巻き込まれたかも、という指摘にピンと来ていないようだ。 今夜はトーナメントの第1戦に勝ったことでチームの男子は喜んで、酒を飲んで騒いでいたという。 ナオミのその輪に加わって楽しそうだったので、やっと彼女も彼らの仲間になれたのかと喜んでいたという。 マンシーがナオミに自分の若いころの経験を話すと、ナオミの腕にリストカットの痕があるのに気づく。 ナオミは次第に心を開いたのか、隣の男子の部屋で酒を飲んでいやいやセックスをしたという。 ただ相手にについては暗くてよくわからなかったなどと言葉を濁す。 母親には知られたくないのというので、オリビアが自分がナオミの母親に話すことにする。 母親が到着し、ナオミは釈放されレイプ検査を受けることになった。 コーチのヤング夫妻は残された男子を守ろうとするので、まずはホテル内の監視カメラを確認する。 監視カメラにはエレベーターに乗り込むナオミの姿しか映っておらず、レイプ検査で精子が検出されたので、オリビアは男子らにDNAの提出を求める。 男子の両親らはDNAの提出に協力しようとせず、男子らもレイプはしていないという。 その中でブッカーが犯人を知っていると言って、動画を見せた。 その動画には何とヤング夫妻とナオミがセックスをしている様子が映っており、すでに学校内の誰もが目にし得る状態だった。 ナオミは娘は完璧だと信じている母親には知られたくなかったという。 ヤング夫妻との関係は複雑で、バス通学でクラブの男子たちにからかわれたりいじめられたりするのが嫌だったが、ヤング夫妻が車に乗せてくれるようになり、彼らはナオミを対等に扱って、食事やワインを楽しむようになったという。 親しくなるうちに、妻のヘリーヌとキスをしてそれを夫のパーカーが見て喜んでいることがうれしかった。 と同時に討論の技術も上達していった。 昨夜は男子の部屋で酒を飲んだ後、夫妻の部屋に行った。 トーナメントの勝利を祝ってヘリーヌは「夫の望みを叶えたい」と言い出し、いつもは2人でいちゃついているだけなのに、後ろからパーカーに触ってきた。 パーカーは行為を始めたがナオミは同意していない。 ヘリーヌはナオミを後ろから押さえつけ、パーカーにレイプされたという。 初めての出来事にパニックになり、バスに火をつけた。 男子とバスに乗るべきだったというナオミにオリビアはあなたは悪くないという。 夫妻の尋問では、パーカーは指導する生徒との交際はよくない事だったが、お互い同意の上でナオミは17歳、犯罪ではないと主張する。 ヘリーヌにナオミの主張はそうでないというと、ナオミの家庭環境などから彼女は常に怒りを抱いており、自分を守るために男子にレイプされたと言ったのだという。 あくまでも夫妻の考えは車上生活の母親からナオミを救ってやったと譲らず、映像を突きつけても、彼女は自傷傾向がありマゾ的だと弁明する。 カリシは映像だけではレイプを裏付けるのには十分ではないと考え、証言を前にナオミから話を聞く。 裁判で証言することにナオミは自信を見せるが、カリシは証言台で法を語ってはいけないと念を押す。 夫妻は共同被告となり、同じ弁護士を付けた。 カリシは取引を持ち出すが、裁判所の外でメディアに向かってヤング夫妻を弁護する青年を見かける。 夫妻の指導を受け、自らも性的な関係を持っていたというコリン・シャープで、それをみた弁護士は取引を却下する。 裁判でナオミは最初に男子にレイプされたと訴えたことを追及される。 状況が変わると供述が変わったことは心証が悪い。 ヤング夫妻の弁護士はコリンに証言させるつもりで、ナオミはコリンの事を知っていた。 ディベートチームのスターだったが、ハーバードに入ってからは落ちこぼれているらしい。 オリビアはヴェラスコらにコリンの情報を集めるようにいう。 裁判でもヘリーヌの主張は変わらなかった。 夫妻はコーチの職を解雇され、すでに社会的制裁を受けている。 カリシはヘリーヌの警察での供述と合意のセックスが一致しないと指摘するのが精いっぱいだ。 コリンは大学で酒やドラッグに浸り、授業をさぼり成績不振で観察処分の状況だった。 フィンはコリンをトイレまで追いかけ、「夫妻両方とやったのか」と声をかける。 コリンはヘリーヌだけでだと答え、証言をすることになったのも、彼女から夫のためだと頼まれたからだという。 よほどヘリーヌへの愛が強いと見え、ゲイを嫌悪しているように見えたので、オリビアは裁判で使えるかもしれないと考える。 証言台でコリンは、ナオミと同じように家庭の事情でヤング夫妻に助けられ勉学を続けるうちに親しくなり、17歳の誕生日にパーティを開いてもらい、ヘリーヌはコリンにキスをした。 始めは見ていたパーカーも加わりセックスをしたというが、弁護士は2人ともとしたのかと問いかけ、コリンの様子が変わった。 カリシはすかさず大学に進んでからのコリンの心境を追及し、ヘリーヌがナオミがいるのでもうあなたとは会えないと突き放したことがショックで成績不振、素行不良などに繋がったと明かす。 本当に夫妻両方とセックスしたのかと問うと、パーカーに関しては嫌だった自分はゲイじゃないと感情的になる。 弁護士は急に取引を申し出て、レイプ未遂罪を認めることになった。 量刑が言い渡される前にパーカーが発言を認められ、今回の事件は自分が優れた討論者であったことに起因するとし、コリンもナオミも私の事を指導者以上の存在になって欲しいと望んでいると自分をだましたという。 残りの人生を償いに費やすという。 オリビアはナオミにこれからは自分を第一に考えてほしいと話す。 ナオミはカリシの仕事ぶりを見て、自分も正しいことをしたいという。 フィンはコリンを煽ってしまったことを反省し、オリビアのアドバイスに従い、君の心は自分のものだ、まだやり直すチャンスはあると声をかける。 この辛いことを乗り越えても、正しく生きていればまた辛いことは起こるだろう。 それは確かだ。 このコーチ夫婦の目的は何ですかね。 ディベートクラブの指導で有望な子に目をつけ、その子を熱心に指導するのに性的な関係を手段として使うということでしょうか。 その子が良い成績を出せば、自分たちのギャラもアップする。 趣味と実益を兼ねてということか。 17歳だと違法ではないと、自分の身を守ることも忘れない。 悪魔のカップルですね。 弁論の巧みさで未熟な世代を丸め込んだり、また家庭に問題があって悩んでいる子を選んでその弱みに付け込むとか、もう悪びれずに言い訳しゃーしゃー言うところが、本当にむかつきます。 夫の最後のコメントも今一つ真摯な反省には感じ取れなかったし、妻の方は鬼の形相であれは絶対に反省していないでしょう。 取引で比較的軽い罪になったのかもしれませんが、今はこの手のグルーミングはには注意を払う必要がありますね。 そういう意味でのエピソードだったかも。 スクールバスを放火した罪は問われなかったのか、あの「現場」の動画は誰が撮影したのか、気になるところはありましたが、ナオミが今後自分の能力を自分のため、正しいことのために使ってほしいと思いました。 カリシがいまだに妻の事を「ロリンズが」と言っているのがほほえましかったですね。 オリビアがアロマで瞑想していたり、お疲れモードなのは何かの伏線かな。 フィンは最近オリビアの言いつけをよく守って、被害者に善いことをいうようになりましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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