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カテゴリ:徴兵制
某所で「質問とお願い」を私に向かって書いた方がいます。 当該場所は私には出入りして欲しくないようですので、長い間見ておりませんでしたので、そのような書き込みがあったことに気が付きませんでした。 で、新しいエントリを書くのは、こちらとしては結構コストがかかるのですが、聞かれたことを放置しておくのは、私の意とするところではありませんので、国民投票法案がらみのエントリを書くついでにこちらも書かせていただきます。 まず、その質問ですが、 -- ブログで『未来は我々にコントロールできない』と書いています。 ちょっと質問があるのですが、もうちょっと具体的に表現してもらえませんか? 『未来』とは明日か1000年後か?つまり未来の幅です。 『我々』とは誰か? 『コントロール』とは支配を意味するのか、あるいは予想を意味するのか? -- というもの。 これは私の1月17日付けエントリに書かれていた内容に関するもののようです。 で、回答ですが、 『未来』とは、とにかく今この瞬間以降の全ての『未来』。幅を答えるなら『無限』ってことになります。 『我々』とは、全ての人類、というか「神(存在しないという人もいるでしょうね)」以外の全て。 『コントロール』とは支配の方が近いですけど、私の意識では「制御」。というか『コントロール』に予想を意味する使い方なんてあるんですかね? 逆に聞きたいくらいです。 ということで回答いたしました。 これを聞いてご当人が何をしたいのか、私にはさっぱりわかりませんが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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あなたと私の共通点があるか?
これを問いかけました。問いかけた相手は私とあなたです。自分自身にも問いかけました。 質問は、自身への挑戦でもあったということ・・・ 詳細は後日書きます。 今日は仕事できついので。 (2007年04月24日 22時58分14秒)
未来はコントロールできない。
でも、人類はそれに挑戦している極めて珍しい 生き物だと思うんですね。 予想をはずしても、制御できなくても未来をコントロールしようとしています。 『未来はコントロールできない』だとすれば これでの人類の努力は一体なんだったのか? 私の主張は 未来をコントロールできるよう努力する人間。です。 『我々は未来はコントロールできない』は 無気力の人だと思うのです。あまりにも切実だと思うんです。 コントロールが支配か予想か制御 であっても『未来はコントロールできない』という 風の吹くままではなく、そこには君臨する政治哲学や努力の、必要性を言いたいのです。 ちなみにコントロールと予想の関係をお話します。 『我々は未来はコントロールできない』のコントロールを予想に 言葉を変えると私の人生そのもので、けっこう考えさせられたからです。 でも制御も予想も、似たようなものではないでしょうか?(^.^) (2007年04月25日 00時05分20秒)
サル色さん
>私の主張は >未来をコントロールできるよう努力する人間。です。 >『我々は未来はコントロールできない』は >無気力の人だと思うのです。あまりにも切実だと思うんです。 無気力ですか? できれば「謙虚」と言っていただきたいところですね(笑)。 逆に、「未来をコントロールできる」と考える者は、「傲慢」だというのが私の感覚です。 別に私は人間が努力をすることを否定したりはしてませんよ。 でも、その努力が報われないことがあるのが人間だということを知っているか、知らないか、そこに大きな違いがあると言うのです。 >風の吹くままではなく、そこには君臨する政治哲学や努力の、必要性を言いたいのです。 ですから、その「風の吹くまま」なのが、あの徴兵制は有り得ないとか、改憲しても何も変わらないといったことをふれ回る人達でしょ。 私は日本が戦争に巻き込まれる世の中にはしたくない、だからそのための努力をすべきと考え、たとえ報われないことがあるとしても、やれることをやっているつもりです。 で、あの人達はそういう努力をしている人々を貶めているだけ。 さて、あなたの考えるあるべき人間の姿から外れているのはどちらです? >でも制御も予想も、似たようなものではないでしょうか? 私は全く違うと思います。 何故なら、予想というのは答えが一つではなくてもかまわないからです。 いくつものケースを考え、それに対応する用意をしておくのは、人間だれしもがやっていることだと思います。 でも、予想をしたからと言ってその予想通りになるようにするわけではありません。 競馬の「予想」を生業とする人が何をしているか考えてごらんになったらいかが? 一方制御は、自分の欲する一つの答えになるよう物事を向かわせることです。 受動的か能動的か。 選択肢が複数か一つか。 両者には大きな違いがあります。 では。 (2007年04月27日 23時28分09秒)
ぜひ教えてください。
新しい憲法に 「わが国は徴兵制を禁ずる」と書き加えたらいかんのでしょうか? それと「最低投票率」を国民投票案に入れると 選挙にいかない、何も考えていない人々は自動的に拒否権を持つと思います。 なぜなら、過半数が選挙に行かないと絶対廃案になるからです。 投票率低下を有利にする政策は、ちょっと危険ではないでしょうか? (2007年05月04日 22時43分12秒)
サル色さん
>「わが国は徴兵制を禁ずる」と書き加えたらいかんのでしょうか? 現に改憲の是非を論ずる上での土台になっている自民党案にそのような記載はないのですから、あまり意味がないイフだと思いますけど? 私個人としては、そういう記載はしない方がいいと考えます。 徴兵制なんてものは、防衛という目的のための一手段に過ぎないのですから、憲法にそんなものを書く必要は無いでしょう。 逆にこの若年人口が減少してゆく中で、ただそれを禁ずるだけの条文を入れるなど、現実逃避にしかならない可能性があります。 >それと「最低投票率」を国民投票案に入れると >選挙にいかない、何も考えていない人々は自動的に拒否権を持つと思います。 >なぜなら、過半数が選挙に行かないと絶対廃案になるからです。 「絶対」かどうかは、最低投票率の設定次第だと思いますけど? でも、本来憲法には国民の過半数の賛成で承認されるとあるのですから、それでも仕方ないんじゃありませんか? >投票率低下を有利にする政策は、ちょっと危険ではないでしょうか? 今の国民投票法案がそれでしょ? 国民投票というのは、改憲が発議されなければ行われない。即ち「賛成」する者の意思によって実施されるのですから、極端な話、国民にほとんど知らせないで身内だけで「国民投票」と称するものをやって賛成多数ってことだって、最低投票率が決められていなければできるんですから。 もちろん今の国民投票法案では、その周知の方法などもいろいろ決められてますけど、それにしたって「賛成」の立場の者の考えに則って行われる仕組みなのですから、投票率低下が賛成派に有利となるのは自明。 最低投票率が設定されても、改憲したいならそれだけ国民に周知すれば良いだけのこと。 危険なのは、最低投票率を決めない現法案の方ですよ。 (2007年05月08日 09時59分30秒) |