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テーマ:政治について(19815)
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ブッシュに振り回された挙げ句、とうとうパキスタンのムシャラフ大統領は辞任に追い込まれました。 そもそも、ムシャラフがクーデターで実権を握った直後、当時大統領選を戦っていたブッシュは、テレビのインタビューでムシャラフの名を答えられずに恥をかいたという因縁の間柄でしたが、その後、パキスタンの核実験を受けて冷却化したものが、アフガニスタン侵攻に協力することで一転蜜月に。 ムシャラフとしてはあそこで恩を売ったつもりだったのかも知れませんが、アメリカはイラクに深入りしてアフガニスタンをおろそかにしてしまった。シンパが沢山いるにもかかわらずタリバンを切ったのに、そのアメリカが他所を向いてしまったため、国をまとめることもできなくなったということでしょう。 ムシャラフ後はどんな人物が出て来るのかちょっと読めないのが不安です。 ブット元首相が暗殺されて8ヶ月強。 フィリピンではベニグノ・アキノが暗殺されてからマルコス政権が倒れるまでが2年半。 ああいう暗殺事件は権力者に反対する勢力を結束させる効果がありますから、やはりどちらもあれが最後の引き金で、その後はどう足掻いても時間の問題ということだったと言えましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月20日 11時12分42秒
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