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テーマ:ワイン大好き!(30235)
カテゴリ:ボルドー
ラ・シレーヌ・ド・ジスクール[2005] ジスクールのセカンド。 ファーストやオー・メドックに比べると、生産量が少ないせいか、さほど出回っていないようです。本拠地の若木でつくる銘柄のようです。 人魚、ファーストがゴールドでセカンドがシルバーというのが何だか良いです。 旨い。と思ったのは、たぶんこの手の味わいを欲していたからだと思います。 軽いグリーンノートと炙った肉のニュアンス。ある種の獣性がいい感じでした。2日目になると、この獣のニュアンスがぐっと控えめになり、なめらかで柔らかな酒質が際立ち、バランスが取れてきました。でも、初日のインパクトも好ましかったです。 ジスクール自身、ボルドーにしてはやや腰砕けというか、愛想のよい造りをしていますし、ポイヤックなどと違って、鉛や針葉樹のニュアンスはほどんど感じられません。ただ、ある種のカベルネの収まりの悪さがあって、そこが魅力に思えました。 このブログを改めて見てみたら、10年前の9月から始めているのですが、カテゴリーを見直してみたらブルゴーニュが511件に対して、ボルドーは23件。これまで飲んできた本数は、実感的にはほぼ等分な気もするのですが、この10年はなんやかんやでブルゴーニュに偏ってきたようです。逆に言えば10年も偏ったので、近年ちょっと他の味わいが恋しくなってきているのかもしれません。 ボルドーは温暖化を意識して、グルナッシュを試したりしているので、これから面白くなりそうです。 ほかに最近リピートしたワイン。 この手のプレステージシャンパーニュも、難しいですね。この方向性の味わいを求める人と、セロス系の味わいを求める人、この先どっちが多いのでしょう。個人的には最近、セロスの美味しさを再認識しています。 コスパ抜群のエステザルグ。そのベーシックキュベのコレは、サンソー&グルナッシュみたいですが、頗る美味しかったです。18年は、今まででいちばんのような気がしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月22日 12時19分01秒
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