東京ドームで高校野球開催検討
東京都高野連は東京オリンピックが行われる2020年、東東京大会・西東京大会を東京ドームの使用する案を検討。
今年に入って東京オリンピック組織委員会に「1回戦から東京ドームでの開催使用を」と申し入れを。
東京オリンピックは2020年7月24日から8月9日までの17日間ですが、組織委員会は7月1日からパラリンピック閉幕の9月20日まで新国立競技場と近くにある神宮球場と神宮第2球場を借りる事を東京都高野連と神宮球場を本拠地にしているプロ野球球団の東京ヤクルトスワローズに求めています。
併せて野球・ソフトボールの出場チームの練習場所として府中(ふちゅう)・駒沢・明治大学・大田(おおた)の4球場が貸し出しされる可能性も。
*東京都大会は東東京と西東京の2つに分かれてます。昨年の参加校は東東京が141校・西東京131校、明治大学の球場は東京都調布市に所有していたのが老朽化のため東京都府中市に新しく約10年ほど前に建てました*
昨年、東東京西東京あわせて13球場を使用を使用。
2020年にはそのうち6球場が使用できなくなります。
他県での開催も検討していますが、遠征費用の工面などクリアしないといけない問題もあり、できるだけ都内で行いたいという意向もあって代替球場として東京ドームでの開催案が上がってきました。
オリンピックの野球・ソフトボール競技は横浜スタジアム、福島あづま球場で開催しますが、オリンピック開催中はプロ野球全試合中断する方向なので東京ドームを本拠地としている巨人も使う事ができません。
今夏もオリンピック開催に向けて駒沢・大田の両球場が改修に入るため使用ができなく少なからず影響が出始めます。
東京ドームだけでなく他のドーム球場も同様かと思いますが、プロ野球の試合だけでなくコンサートやイベント会場としても使われているので話し合いは多方面としないといけないかもしれませんね。
ちなみにドーム球場の高校野球の使用としては愛知県大会で2005年にナゴヤドームで準決勝以降で開催・大阪大会で1998年から京セラドーム大阪で開会式を行っていて、近年では開幕戦も開会式に引き続いて催されています。
福岡大会では2007年から2009年・2012年に福岡ドームで開会式と開幕戦が行われました。
野外球場とくらべると使用量はかさむかもしれませんが、遠征して行うよりは抑えられるかと思います。
画像はネットから借用しました。