カテゴリ:社会風俗
クロニクル 日劇レビューに幕
1977(昭和52)年4月25日 39年前のこの日、日劇ダンシングチームが最終公演を終えて、解散しました。日劇レビューは41年に及んだ歴史の幕を下ろしたのです。 レビューの誕生は1936(昭和11)年、当初は東宝ダンシングチームと呼ばれていました。 黄金期は昭和30年代、石原裕次郎夫人の北原三枝さんもダンシングチームのスターから映画界入り、「狂った果実」で共演したのが、裕次郎との出会いだったそうです。 しかし、テレビの普及にともなって、日劇レビューは次第に衰退、最盛期には300人超を数えた団員も、最終公演では58人にまで減少していました。 この日の公演には、最後のラインダンスを見ようとオールドファンが大挙押しかけ、劇場は立ち見客まで出る超満員でした。こうして有楽町の灯が一つ消えたのですが、この日劇、やがて有楽町マリオンとして再生しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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