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カテゴリ:小説(中学生~)
宮部みゆきさんの作品 誰かの続編 第41回(2007年)吉川英治文学賞 受賞
今多財閥の娘と結婚し、可愛い子供にも恵まれ、何不自由なく暮らす杉村は 毒殺事件被害者家族の古屋美知香と出会う。 また、会社をクビになった元部下からの執拗なまでの嫌がらせを受ける。 それら2つの事柄が徐々に絡み合っていく。 杉村が事件の中で垣間見た、「名もなき毒」の正体とは?
毒を持つ人、毒に犯される人、 毒をまき散らす人、毒をまき散らされる人・・・ 人の中に沸き上がってくる毒の正体は一体何なのでしょう・・・ 毒のない人になるのは無理かもしれないけれど、 毒に振り回されることが無い生き方が出来るなら幸せだと思いました。
大きな事件が起こるからか、主人公が事件の当事者だからか 前作の「誰か」よりも面白く、寝不足必至の1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月24日 22時04分29秒
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