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カテゴリ:ホンダS800C 回顧録
そっかー、そうだったのかーっ・・・
いやぁー、ホントに長かったッス。 以前当ブログに書き込んだのはいつだったのかをあらためて探しちゃいましたよ。 で、ソレは2015.05.06の『箸休め・・・エスシリーズの違いあれこれ』の後半部の話題、エスのステアリングギヤ比のコトでしたね。 手許にあるエスロクのサービスマニュアル(以下、SM)の諸元表で見て取れるのは、ギヤ比 15.1 の文字。 エスロクのSMは39式の初期型を基本にしているので、あのスチール筒型形状のギヤボックスの解説をしている。 かたや手持ちのエスハチのSM(英文のヤツ)諸元表ではギヤ比 17.4 と表記されている。 ちなみにワタシはエスハチのSMは英文のモノしか見たコトがない。大方、Mタイプ(=Mk-2)を対象としたSM。 で、ワタシの今までの見聞でおおよそ思っていたのは、巷の「スチール筒型のギヤボックスのギヤ比が一番クイック。」という表現と、我がエスクーペのアルミ鋳物製ギヤボックスのギヤ比がおそらくMk-1以降のエスハチのソレとも違っていたという事実から、エスシリーズを通してのステアリングギヤボックスのギヤ比は全部で少なくとも3種類はあるのだろう、という想像。 いかんせん手持ちのSMがエスロク初期とエスハチ後期のモノしかないので、当時のSFに配布された設変改訂表でも残っていない限り、その間にあるはずのギヤ比を知るすべもなかった。 が、今になってようやく判明した。(ワタシにとってだけかもしれないが。) 初期型エスロクのスチール筒型ギヤボックスをお持ちのエスオーナー様から画像をいただけたからだ(↓↓↓)。 ![]() コレがエスロク初期型のスチールパイプ型ギヤボックス(AS285-10005○○の車両から移植) ![]() 右いっぱい・・・(↑↑↑) ![]() そして、左いっぱい(↑↑↑) ・・・のロック to ロック 2.5回転 !(片側1・1/4回転) ちなみに我がエスハチクーペは・・・(↓↓↓) ![]() 右いっぱい・・・(↑↑↑) ![]() 左いっぱい(↑↑↑)・・・のやっぱりロック to ロック 2.5回転(片側1・1/4回転) さらに・・・ ![]() お預かりの黄色のエスハチ(リジッド初期型)もまた我がエスハチクーペ同様のアルミ鋳物製ギヤボックスの持ち主だが・・・(↑↑↑) ![]() 右いっぱい・・・(↑↑↑) ![]() そして、左いっぱい(↑↑↑)のやっぱりロック to ロック 2.5回転(片側1・1/4回転)。 (※ Mタイプの17.4:1 は ロック to ロック 約3回転(片側1・1/2回転) つまり、15.1:1のギヤ比はナニもスチール筒型タイプギヤボックスだけに限ったモノではなく、アルミ鋳物製ギヤボックスのエスハチリジッド初期~中期辺りまで使用されていた仕様だったのだ。 エスオーナー諸先輩方は前からご存じなのかもしれないが、ソレを知り得なかったワタシにとって長年モヤモヤしていたモノがようやく霧散した瞬間でした♪ あらためましてこの画像を送っていただきました○○様、本当にありがとうございました <(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月10日 10時51分51秒
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