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白山菊理姫

白山菊理姫

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2005.02.27
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カテゴリ:不思議な世界
アトランティスの記憶10

私には前世の記憶がない。メーテルリンクが『青い鳥』の中で示唆しているように、人間として新たに生まれてくるときに記憶を失ってしまうからかもしれない。しかし、時々面白い夢を見る。

夢の中で、私は「今の私」ではない。性別も違うし、年齢も違う。時々、女の子だったりする。出てくる家族も知らない人ばかり。その中でストーリーが展開していくので、何のことかよくわからない。どこかで見た映画の記憶かとも思ったりするが、思い当たる映画はない。これが前世の記憶かなとも思う。

とにかく、今の自分ではない「私」の夢だ。女性である自分の夢などというと、女性になりたい願望がそのような夢を見させるのだ、などと心理学者に解釈されてしまいそうだが、そうかもしれないし、そうでないかもしれないとしかいえない(そもそも向きになって否定しても、逆に怪しまれるだけだ)。

生まれ変わりについては不思議な話は数多くあるが、西丸震哉の話は、いつもの例にもれず、極めて変わっている。西丸震哉の幽霊の話で紹介したように、西丸は銀座の料亭で霊能力者の女性に前世を見てもらった際、かつてアイヌの酋長の息子や、中国・玄宗皇帝に仕えた安禄山(705~757年)であったと言われた。しかも、安禄山の顔は今の西丸とそっくりの顔をしていたという。

西丸は合点がいかない。自分は中国人のような顔をしていないからだ。そこで安禄山について調べてみた。すると、確かに安禄山は漢民族ではなく、西域人の混血であった。そして、醜怪な姿で腹が途方もなく膨れて垂れていたとある。だがおかしなことに、そのように醜い姿をしていたのに、楊貴妃とは愛人関係だったらしい。

「筋が通らない話だな、私が安禄山であったというのは、やはりたわごとだったのか」と、西丸が自宅の書斎で思索にふけっていたときだ。後ろの暗い片隅に人が立っているのに気が付いた。黒い「ドバーッとした服」を着た男で、変な帽子をかぶっている。よくみると顔は西丸に似ている。

「どなた?」と西丸が聞くと、その男はニッと笑って「誰だと思う?」と聞き返す。
「う~ん、安禄山!」
「その通り」

安禄山は、西丸が安禄山について解せぬことがあると考え込んでいるのを知って、過去から駆けつけたのだという。

安禄山は西丸と合体し、玄宗皇帝の時代に連れて行き、西丸が疑問に思っていたことをすべて解き明かす。安禄山との会話は、日本語でも古代中国語でもなく、「お互いの言語でしゃべっている内容が頭の中に押し込まれるみたいに理解される。テレパシーみたいなものか」と西丸は書いている。つまり正木和三が、知らないはずの「アトランティス語」を理解できたのと同じ仕組みだ。

過去の人物でありながら現在に出現した過去世の西丸震哉である安禄山。西丸はもちろん、この話を事実として書いている。西丸と安禄山の二人が出会うということは、過去世の自分と今生の自分は同時に存在することを意味している。

「自分」という意識(存在)は常に時間を超越して存在する。それが宇宙の法則であるような気がする。
(続く)=文中敬称略





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最終更新日  2005.02.27 09:59:17
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