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テーマ:ヨーロッパ旅行(4178)
カテゴリ:歴史散歩
聖マリア・マクダレン教会の方に丁寧に案内してもらったこともあり、そのお礼(献金)を兼ねて絵葉書を購入しました。
こちらがその絵葉書です。 1833年に描かれた聖マリア・マクダレン教会です。 オーブリーが生きた17世紀ではありませんが、まだオーブリーの時代の面影が深く残っていたように思います。 現在の教会はこちらです。 車が激しく行き交っています。 この後、オックスフォードを離れて、南に向かいました。 そして到着したのが、こちらの丘。 知る人ぞ知る、ウォルベリー・ヒル。 バークシャー州にある、ロンドンーブリストル間のイングランド南東部における最高峰(標高297メートル)です。 下から見ると、このような丘になっています。 頂上部がなだらかな大きな丘です。 ここはストーンヘンジから見ると夏至の日の出が昇る先にあります。 逆に冬至の日にこの丘の上から地平線を見ると、ストーンヘンジに夕陽が沈んで行くのが観測できるようになっています。間違いなく測量点ですね。 実際にウォルベリー・ヒルは、ストーンヘンジ遺跡群とエイヴベリー遺跡群を一望に見渡せる位置にあります。 ちなみにジョン・オーブリーが生まれたのは、場所はウィルトシャー州イーストン・ピアースの自宅で、1626年3月12日の日の出のころだそうです。 その日の朝日は、イーストンピアースから見ると、実にエイヴベリーとウォルベリー・ヒルを結んだ直線の先から昇ったことになります。 オーブリーは後にエイヴベリーの巨石群を見つけ、王立協会の会員として国王チャールズ一世と皇太子をそこに案内し、そして国王からエイヴベリーの遺跡の報告書を書くように命じられます。つまり、彼が自分の名前(Aubrey)にきわめてよく似ているエイヴベリー(スペルは現在aveburyだが、かつてauburyとも書いた)の巨石群を有名にしたわけですが、それはまさに生まれた日と場所、そして名前からも運命付けられていたと言うことができるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.12 16:16:25
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