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テーマ:歴史なんでも(780)
カテゴリ:歴史散歩
「走るテニス」のほかに、私が重点的に力を入れたのは、ダブルスの強化でした。
実はICUテニス部の長年の課題で、リーグ戦などで他校と試合をすると、ダブルスの試合でポイントがあまり取れていなかったんですね。 9ポイントあるうち、ダブルは3ポイントありますが、そこで2ポイントとるか2ポイント取られるかでかなり違ってきます。 ダブルスで1ポイントしか取れなかったために接戦で負けた試合も多くありました。 そこで通常の練習では、特にダブルスの実践練習に時間を割きました。 ではシングルスはどのように練習したかというと、もちろんストロークやボレー、スマッシュ、サーブ、レシーブの練習は普通にやりますが、試合に関しては、練習時間外に部内順位戦を実施して強化することにしました。 ただし、これまで週三回だった練習は二回に減らしました。 逆にいうと、その減らした分はリーグ戦形式の部内順位戦で賄ったわけです。 最初は、強い順で上から4人ずつのグループに分けて総当たりのリーグ戦を行い、上位グループの最下位の人と下位グループの一位との間で入れ替え戦を実施するわけです。 入れ替え戦だけは、土曜日の通常の練習の日に実施しました。 そうするとこによって、部内の実力ランキングがある程度わかるわけですね。 最初は、上からの四人は実績のある三年生の間で行われました。 私がブロック優勝しましたが、同時に他の三人がどれだけ強いかも実感できました。 二年生で強かったのは、翌年に主将となったA君でした。 非常に力強いフォアハンドを持っています。 バックは当てるだけの感じでしたが、それでもナンバー4だった三年生のS君を入れ替え戦で破り、上位グループに入ってきました。 何度かその部内リーグ戦をやって、わかったのが、次の順位です。 ナンバー1が私で、ナンバー2が同期のN君、ナンバー3が副将のM君で、ナンバー4が二年生のA君、ナンバー5以下は同期のS君と2年生のM君、K君あたりだったでしょうか。 このリーグ戦では途中から新1年生も加わってきました。 その中で、台頭してきたのが、大学からテニスを始めたT君と高校時代からテニス部で活動してきたO君です。 次回は、私が覚えている範囲で、一年生部員のことを紹介してゆきましょう。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.03 17:07:30
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