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テーマ:近代建築散歩(107)
カテゴリ:洋風建築
2023/07/18/火曜日/今日も今日とてお仕事開始 日曜日、須玉町津金にある津金学校をランチ方々訪れた。 ↓真ん中に建つ大正校舎。こちらは体験学習スペースなので、利用者以外の一般開放はないみたい。何となく宮沢賢治の羅須地人会が思い出される風貌。 ↑和食とイタリアンのレストラン、物産販売コーナーや宿泊施設のある昭和校舎。内装は多分、相当変化している。外壁や床板は往時を思い出させる。 ランチはこんな感じ。生ハム、トマトソース、ピザ美味しい。2人でシェアできるセットがお得。 ↑ピザをアラカルトでもう一枚追加。これにパスタが付く ↓当時の教育資材、日用品など展示する明治校舎。 ↓国産の創成期オルガン展示が充実している。この学校が音楽教育に熱意をもっていたことが伺える。 ヤマハは当初ヤマバだったのね。 ↓建築時は板戸と障子だった模様。ガラス戸は大変高価だった。 集団で学ぶ良さは、音楽や演劇、スポーツの学びにあるのではないだろうか。 低学年の読み書きそろばんをベースに学校教育は芸術を主体として、現在の貧しいカリキュラムから解放し人間を育てる、人間の幸福に寄与する方向へ舵をきってはどうか。 学校建築はそれに相応しい美しい建造物とし、放課後以降は大人の学び直しに開放する公共財とする。 考えてみれば、自由学園にはそんな動機があったろう。よく働く手を備えた生活芸術としての教育。 こんな校舎を見るとそんな夢をみる。 ↓津金学校明治校舎ディテール 明治8年創立。旧吹屋小学校の二年後のことで、現存する2番目に古い校舎という。 あの開智学校よりも古い。地元のひとの誇りとなったことだろう。武士も平民も同列に座して同じ学習をした新しき時代。 ↓山梨には他に四校が保存されているらしい。旧春米学校の愛らしいこと。保存/富士川町民俗資料館、されて見学可能。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.18 09:07:21
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