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カテゴリ:映画➕アルファ
2024/02/09/金曜日/陽が沈む頃には寒くなる
平日のお昼に映画を観るなんて!くすぐったく申し訳ないような。 でも学生らしき人もそこそこいるけど? 好きだったマンガも最近ではとんと読んでない中、これは読みたいと思いながら、え〜もう30巻も出てるの!と腰引けに。 しかし映画化。しかも一番好きなマスクの山﨑賢人が主人公。嬉しい。 アイヌ少女とそのおばあさんの存在感が私には素晴らしかった。それと高畑充希の可憐さも。 白い狼やヒグマのCGも違和感がない。 大した技術だなぁ。ウルトラマン初期の頃との乖離が凄過ぎる。 往年の名優たちは充分楽しんでこの世界観を大切にしている。 アイヌ民族とシャモが日本離れした風景の北海道でアイヌ埋蔵金を追い求めるというストーリーの骨格が太い。 身内お手盛りなちまちま日本映画←まあそれはそれで翔んで埼玉とか楽しめるけど、という従来の娯楽作品を超えている。これは世界に通用する。 映画のスタート画面は、日露戦争激戦地の二百三高地だ。 乃木希典の愚策が招いた、大量の戦死者の山に至る戦争という人殺しをあらゆる角度から見せつけるカメラアイ。 これがリアルでいきなり引き込まれた。 異国で虚しく骨となった数多の戦友や部下の、故郷に残した家族のことを念頭に、新しい戦さを仕掛ける鶴見中尉の異形振りを玉木宏が怪演している。 彼は舞台俳優⁉︎役者魂ひかる。 日本の多様性、それがきちんと描かれている。 続きが今から楽しみだ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.09 17:18:52
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