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カテゴリ:なんかすげーバズった記事
外交的になにかと物騒な状況にある現在、中国と日本が戦闘状態になるんじゃないかという危惧が各地で聞かれますが…
結論から言うと、正面切っての武力衝突になる可能性は実は限りなく0に近い。 一番の理由は自衛隊のクオリティの高さゆえに中国側が自制してるというか、武力じゃない方法での侵略を模索してるからなんですが。 こういうと「自衛隊って中国と戦えんの?」という疑問が海外よりもむしろ国内から出てくる。 まぁ日本のマスコミは基本的に自衛隊に対しての正しい報道をしないので、一般人が知らんのも無理は無い。 じゃあ一体どれくらい凄いのか? □規律がトンでもない イラクのサマーワに自衛隊が派遣されてたのは有名であるけれど、そこでのエピソードの殆どは国内マスコミは報じない。 現地では随分と人気が高かったようだ。 サマーワに駐留していた陸上自衛隊が日本へ帰るとき、現地にいた外国の高官がこう言った。 「三年間延べ二千人の自衛官が駐留して、一人の脱走兵もなく、一人の婦女暴行もなく、一人の無銭飲食もなかった。こんな軍隊は世界のどこにもない」と。 地上最強を謳う米軍ですら、駐留地では次々と問題を起こすが、本来外国に駐屯する軍隊ってのはそういうもんだ。 自衛隊ほど統制の取れてる組織は今の世界には存在しない。 またサマーワじゃ自衛隊の駐屯地でしか起きない珍事が次々と多国籍軍を驚かせた。 自衛隊宿営地には、建設中の段階から外国の軍人たちが表敬や見学のために訪ねてきたが、彼らが一様に驚くのは、イラク人作業者たちが、夕方になってもまだ働いていることだった。 外国の宿営地でも雇っている作業者たちは夕方になると仕事が途中でも帰ってしまう。 その差は自衛隊員の姿勢にあった。 他国の軍は現地人を雇うと彼らだけに作業を命じる。 だが自衛隊員は幹部自衛官ですら現地の労働者と一緒に働く。 メシも一緒に食うし休み時間もコミュニケーションを欠かさない。 この姿勢が現地の人間の勤労意欲につながった。 自衛隊の宿営地の近くに迫撃砲が撃ち込まれた時も珍事が起きた。 サマーワ市民による、100人規模のデモ行進が行われた。 スローガンは、「日本の宿営地を守れ!」だった 現地の部族の長が「自衛隊を攻撃した奴は一族郎党を滅ぼす」という過激な布告まで出す始末。 外国に駐留する軍隊でここまで現地人に歓迎される組織なんて世界中探したって日本くらいだ。 □航空自衛隊の錬度がトンでもない。 航空自衛隊と唯一マトモに戦える軍はアメリカ軍。 そして一般的には 機体性能=アメリカ パイロット=航空自衛隊 であるとされてる。 ・クレイジーなパイロット ある演習において、空対空でのGUN射撃で命中率96%という数値をたたき出した空自戦闘機。 それを見た米軍のエリート集団(俗に言うトップガンの連中)の一言。 「あいつらクレイジーだ」 ・F-104J vs F-15 第2世代型のF-104J(航空自衛隊)と第4世代型(F-15 米国)の対決。 実戦では過去一度も撃墜をされてないとされるF-15。 合同演習において自衛隊は囮作戦を駆使しながら2世代も古い04Jでイーグルの撃墜判定を取ってしまった。 ・F-15J(自衛隊) vs F-16(米国) 運動性の差でF-16の方が圧倒的優勢になるのだが、なぜか自衛隊F-15Jと米軍のF-16とだといい勝負。 シチュエーション次第じゃ15Jの方が有利になってしまうという結果に米軍が原因を調査した。 その結論。 「多分パイロットの技量で1世代分のハンデは消える」 まぁゼロ戦vsマスタングでやりあってた大戦期から機体性能で負けて技量で補ってたという図式は変わってないようだ。 ・ロシア(旧ソ連)空軍内の基本戦術 「対日本の自衛隊機には3機で当たれ」 どうも2vs1では仕留めきれないという結論らしい。 □あんまり出番は無いで欲しい陸上自衛隊がトンでもない。 アメリカのヤキマ演習場でNATOの戦車射撃競技会があって、自衛隊の90式戦車がお呼ばれで参加した事がある。 90式は全ターゲットのうちミスは1つで2位以下に大差をつけて優勝してしまった。 夜、表彰とレセプションがあったが、自衛隊の90式クルーは優勝したにも関わらず雰囲気が暗い。 他国のクルーが「どうかしたのか?」と尋ねたら返ってきた答えが… 「あと1発、当てられたはずなのに…」 と悔し涙を流していたとか。 それを聞いてた周囲の各国戦車隊員は記者に向かって「命中率100%の戦車とは何があっても戦いたくねーな」とこぼしたそうな。 □なんだかんだで海上自衛隊が一番トンでもない。 世界の海軍力を比較すると海上自衛隊は世界2位なんだそうな。 まぁ不動の一位がアメリカというか、むしろ2位以下全ての海軍力をあわせても米軍の半分の戦力にも届かないくらいの差があるがw 特に評価が高いのは潜水艦とイージス艦の錬度。 現時点でアメリカ海軍と合同演習ができるほどの海軍技術を所有してる国は日本くらいかもしれん。 まぁデータリンクとか色々共用してるからってのもあると思うけど。 潜水艦に関しては日本は当然ながら原子力潜水艦を所持できないのだが、性能的には他国の原潜と大差ないようだ。 静粛性に関しては世界トップレベルだが、まぁ車なんかもそうだからな。 米軍との合同演習リムパック演習じゃ、ディーゼル潜水艦のくせにアメリカ空母打撃軍の分厚い対潜護衛網を突破した挙句に空母撃沈判定を度々出してる。 イージス艦てのは、要するに周囲の艦隊の対空管制をコントロールしたうえで数十発とか100発近いミサイルの飽和攻撃にも対応できるように設計されとる。 今の日本はそれを8隻にする予定だそうだ。 対艦攻撃機が1機で積めるミサイルの数を4発とすると20機くらいの航空機からの攻撃はイージス艦一隻で対応できるって結論になる。 実際にはイージス艦は単独で行動することは無く護衛艦数隻と行動するので、もう少し増えるだろう。 イージス艦を所有してる国は他にも何ヶ国かあって、何故か陸続き国家の韓国も持ってたりする。(あの船は基本的に対空戦闘を目的にした船だから、海洋国家じゃない限り普通は採用しない) ただ、マトモに使いこなすというか運用実績があるのはアメリカと日本くらいだろう。 韓国のイージス艦は以前に米軍との演習で被弾中破判定され、その後のダメージコントロール失敗して沈没判定食らってるが、充分に運用するにはそれなりの実績を求められる兵器ではある。 そういえば最近じゃ某キャスターのヨット遭難事故に出動した救難飛行艇US-2が注目されました。 波高3mの波の中でも着水が可能な世界唯一の水上飛行艇だ。 インドが日本に購入を打診検討中なんて話もある。 日本が海上自衛隊に力を注ぐ理由なんか一目瞭然で、この国は誰がどう見ても海洋国家で、敵は海上で全て阻止する前提で自衛隊が組織されてる。 むしろ陸上自衛隊が活躍する状況ってのは国家としてはもはや戦争にすらならないくらい詰んだ状態だろう。 中国だってバカじゃないので、勝てない相手に喧嘩売ることはないのだよ。 だから軍の独走でレーダー照射してしまった時は本気で焦ってたせいであんな対応になった。 まさかそれを利用されて世論戦を逆に受けるとは思わなかったろうけど。 しかし自衛隊の実力に関しては確実に日本より外国の人のほうが正しく把握してるんだが、なんで国内メディアが自衛隊批判論調を主軸にするのかってのは、この国の報道機関の内部構造とかに根付いた問題なんだろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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